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今回は、銃のパーツシリーズ、リアサイト編を。
Rsig/01

まずトップのカットは、M1911系のリアサイトバリエーション。右からSTI(ヘイニー)、ハイキャパ(ボーマー)、スプリングフィールド(ノバック)、MEU(専用?)、デカスペシャルⅡ(オリジナル)、CQBガバ(ウィルソンナイトアイ)。

[概要]
リアサイトは、アイアンサイト(前の記事、フロントサイト参照)のうち、後方(目に近いほう)のもの。現在はフロントサイトが突起状なので、後方のリアサイトは凹(オープン)型、穴(ピープ,ゴーストリング)型の2種類が主流。
但しショットガンなどでは、リアサイトが無いものもある。
リアサイトには、固定(半固定)式とドライバー,指で調整が可能な調整式がある。
他にも、照準しやすいように白線,ドットなどが使われたものがあり、また反射防止のグルーブ,チェッカーなど、様々な工夫が凝らされている。

まず変わった例をひとつ。
コルト M1851のリアサイトは、ハンマーの上端にある。
普段は隠れていてコッキング時に起き上がる、という設定だが、調整も面倒そうだし、ノッチが摩耗すると狙いが狂いそうだが。
Rsig/a8


[考察の方法]
リアサイトには、現在まで非常に多くのバリエーションがあり、リアサイトの研究だけで結構な分量の本が出来ると思う。
そして、これまでも取り上げた各モデルのサイトについては述べてきている。
また各メーカーが今も鋭意研究中のパーツであり、年を追って変遷やバリエーションについて語ろうとすると非常に長くなってしまう。
簡単に傾向だけを述べても、拳銃ではサイトが大型化の傾向、ライフルなど長物では凹型から穴型へ主流が移行してきている、というぐらいにしておかないと収拾がつかない。
そこで、今回は主に拳銃に焦点を当て、まず現在代表的なサイト、ノバックを例にどのような構成で機能を実現しているか探り、ここから逆にリアサイトの構成,機能面の要求について迫ってみようと思う。

[例;ノバック]
それでは、現在の拳銃用サイトの代表として、ノバックを見てみよう。モデルは、Jアーモリー(WA)のFBIビューローモデル(過去の記事)だ。
ノッチ(凹み)の部分は大型で底がフラットの正に凹型、この両端には2つのドットを持ち、フロントと合わせると3ドット、これが一列に並ぶと上下が合い、更に等間隔になっているなら左右も合う。
もちろん、サイトの凹凸が合っていればドットによらなくても合わせられる。
ノバックサイトは横から見ると3角形の下にドブテイル(アリ溝)が足された形になっている。
これは抜くとき,納めるときにひっかかりにくく、強度的にも強い形を目指したものだと思う。
その上で元のサイトがついていたドブテイル部分から、後方いっぱいまで後退させて照準線長を少しでも伸ばそうとしている。
但しサイト後方の狙いをつける部分(別体式のサイトリーフに当たる部分)は、光を反射して見にくくなりにくいように、削り込んで凹ませ、取り付け面に対して直角になっている。
これは同時に、強度上のガードとスナッグプルーフ(引っ掛かり難い)のためにもなっている。
そして前方は、サイティングするときに内側面が反射したり、干渉するのを避けるため、リーフ(薄板、この場合一体なので照準面)部分近くまで削りが入っている。
サイトは左右に動かすことも可能だが、不用意に動かないように上にセットビスが付けられている。
上下方向の調整は、前後どちらかのサイトを交換して高さを変えるか、どちらかを削ることで可能だが、ねじ回し一本では調整できない。
Rsig/a1


[ドット]
それでは、ここから導かれた各要素について考えたい。
サイトのドットには、上下2つの、下のSTIに使われているもの(ヘイニー)やSIGに多い形式、3つのドットが並ぶノバックなどに多い形式、それから凹型にリアサイトを囲んで白線が入る、S&Wやグロックに見られる形などがある。
更にドットにトリチウムなどの発光物質を使うもの、半透明のプラスチックで上方からの光を受け、明るく光るファイバーオプティクというものもある。
Rsig/a2


[溝,穴形状]
ライフルなどストックのあるものでは、穴型が増えてきているが、拳銃では凹型がほとんどなのは、射手の目から離れたところにリアサイトがあり、穴型ではかなり大きなものにしないと見にくい(これだと精度の点でも良くない)、使用が近距離を想定しているので、周囲が見えるほうがいい、などの要因だと思う。
凹型でもノッチ(切り欠き,溝)がV型,角型,U字型などがあり、変わったところでは十四年式(過去の記事)や最近のポリマーフレームのステアーのアリ溝型がある。
下のSIG P210はU字型、M172はV字型である。
Rsig/a4

考察の方法のところで述べたように、リアサイトは大きく、凹型の溝も大きくなってきているが、これは近距離で素早いサイティングを狙ったもので、M712(過去の記事)やP08(過去の記事)はその開発目的がもっと遠距離で使うことにあったから小さいのだと思う。
また、傾向として近距離用でも、コンシールド性から小さくなっていて、これらが拳銃用サイトの標準サイズを決め、すぐに大型のサイトが普及しなかったという要因もあるかもしれない。

[照準線長,高さ]
これは単体の問題ではないが、リアサイト自体も、より後ろにマウント出来る形、またサイトの後ろに照準面を配置する形を目指して作られている。
これは、上のスナッグプルーフとは相反する要素なので、これらの要求をまとめて丁度いい位置、というものが決められている。
また、理論上、サイトは銃身の中心線に近い程、パララックス(照準線と弾道との差?)が少なくなる。
コンパクトさにも貢献するのだが、これも見やすいために大型化すると失われるので、いかに低くマウントするかはそれぞれのデザインで工夫されるところだ。

[調整機能]
軍用拳銃では破損の危険の低い、ドブテイル(アリ溝)式のスライドだけが可能な半固定のサイトが主流となった。
軍用でもサイトの大型化は戦後も進んだが、ドライバーで上下左右に調整できるサイトは避けられた。
これが多弾数の複列式弾倉の流行と共に警察や民間にも波及し、更にポリマーをフレーム使ったオートの流行などでミリタリー用の流入はリボルバー(回転式)のシェアを奪いとった。
S&W(カテゴリ有り)のKサイトはコルト.45オートのカスタムに使われたりもしたが、回転式と共に大きくシェアを後退させることとなった。
競技用ではより高い命中精度を目指すことから調整式の方が多いが、回転式で公用でも多く調整式サイトが使われたのは、当時、リボルバーの固定サイトはコンシールド(隠し易さ)を重視し、低く小さなものだったから、大型のサイト=調整式だったという側面もあったかもしれない。
加えて回転式は使用出来る弾のバリエーションが多い。
.357マグナムなら.38スペシャルも.38+P(パワー)も撃てる。
そして、自動装填式より(手動なので弾の違いによる動作不良は無い)、弾頭の重さにも選択範囲が拡がる。
結果着弾が大きく異なりやすく、これをいちいちサイト交換などの厄介な方法で調整するのも面倒だった、というところもあるかもしれない。
S&WのKサイトとは別に、自動装填式の競技用カスタムに使われたボーマーサイトは、今も競技用アイアン・サイトの定番として使われている。ひとつ飛んで下の写真の、SF ハイキャパシティについているのがボーマーである。
更にリアサイトは引っかかりにくく、かつ狙いやすいデザインのノバックなどが登場し、コンシールド用途にも向くものが出来ると、これがまた流行した。
ライフルでもオープン型が多かったが、米国ではピープ型を早くから使い、NATO諸国でもピープ型を採用するようになってきた。
ドイツのH&Kは、このため、両方を備えて回転させる事で変えられる、ドラム式のリアサイトを装備した。
下はH&K G3(過去の記事)のオープンサイト位置。
SG1/14


ライフル,サブマシンガンなどでは、直ぐに射距離の切り替えが出来る、選択式のサイトも多い。
UZIやM16(過去の記事)では、横から見てL字のサイトを倒して切り替える。
現在ではスコープやダットサイト,レーザーサイトなど光学式のサイトが普及したため、フリップアップ式といって、通常は倒しておき、光学サイトの故障などの場合は起こして使用するサイトも登場している。

タンジェントサイトは、Kar98k(過去の記事),モーゼルC96,ルガーP08アーティラリーなど、ドイツの第一次大戦期のものに多く、これは支点の後ろにつけた尺に沿ってスライダーを動かし、数学のタンジェント値を求めるのと同じように、高さが変わるもの。
Rsig/a3


[強度,脱落防止]
ノバックサイトは上に述べたように、非常に強度的に強い形で、これが支持を広げた要因のひとつだと思う。
また、強度とは少し違うが、弛み,脱落防止という点も配慮されている。
クリック式の調整機能も、発射の衝撃による弛みで狂いが生じないようにも、配慮(クリック数で調整内容を記録,記憶しやすくするのも目的)したものだと思う。
余談になるが、日本のモデルガンで初めて上下左右調整のクリック機構を持ったサイトをつけたのはMGCのパイソン(過去の記事)だったと思う。

[スナッグプルーフ]
拳銃は特に、ホルスターなど納めて携帯するのが主なので、抜くとき、収納するときに引っ掛かり難い形状が好まれるようだ。
ライフル等でも、装備や衣服が引っ掛からない方がいい。
銃の上部に取り付けられることが多く、突起物になるリアサイトは、ガードを引っ掛かり防止の用途にも用いているものが多い。
20世紀初めは、フレームを削り込んで突起を無くしたものが多く使われたが、その後なだらかな傾斜のガードをつけたM459や、サイトそのものをスナッグプルーフ(引っ掛かりにくい形)としたノバックのようなものが出てくる。
Rsig/a5


[薄いサイトリーフ]
まず、サイトの形式に関係なく、照準のための凹型,穴型を設けたリーフ部分がある。
一体のサイトでもここは薄くなるように成形するのが多いのだが、これはリーフが厚いと凹型,穴を開けた内側の側面が見え(遠近法で遠くに行くほど小さく描くのと同じで、並行に同じ溝,穴を覗くとその内側が見える)、ここがクリアなピクチャー(輪郭?)を阻害するからだ。
このため厚いサイトでは、前方から削りを入れて照準面が薄くなるようにしている。
例外のキンバーのサイトなどは、溝を並行ではなく、テーパー状に前方を広くしてこの問題を解決している。
余談になるが昔、MGCがキンバーのモデルガンを作ったとき、このサイトを再現しきれず、真直ぐ並行に同じ幅の溝を切ったサイトをつけていた。これはサイト前部が少し見え、サイティングに少し邪魔になる。
Rsig/a7


[照準面の反射防止]
サイトリーフの前方は、上記のように薄くする為の工夫がなされているが、その後方、照準面は、光の反射を防ぐ対策がなされている。
これは照準面が光ると、照準しにくいのと、その具合で錯覚による誤差を生む恐れがあるからだと思う。
まず、光を反射してもそれが目に入らないように、視線に対して直角か若干下向きに傾けて照準面を取り付けるものがある。
これは上のヘイニーやデカスペシャル(Ⅲでした。訂正します),MEUのものや、コルトのターゲット用などに用いられるイライアソン、H&KのUSP(過去の記事)のサイトなど、多くのものが採用している。
次に、照準面自体に加工して反射を防ぐ工夫がある。ここにグルーブ(横溝)を彫るもの、チェッカー(格子状の溝)を刻むもの、サンドブラスト(砂を吹き付ける処理)やマット(艶消し)の塗装を施すものなど、多様な対策がなされている。
また、強度上の保護も兼ねて、側面にサイトリーフ部分に光が当たらないようにガードをつけるものがあり、一体型でも、ノバックは後方から削って照準面を成形し、ガードの効果を持たせているともいえる。
Rsig/a6


このように見ていて感じたことは、過去の作品でも単に配慮が足りない、進化の途中にあるのではなく、現在より遠距離に焦点を当てているなど、違う目的で造り込まれている、という点もあることだ。
もちろん、技術の進歩はあり、新たな発明もいろいろ盛り込まれて、現在の多彩なリアサイトがある。
またノバック系?でもウィルソンは違う形、S&Wは更に薄いもの、というようにそれぞれが目的を絞り込み、あるいは逆に汎用性をもたせ、機能向上を図っている。
まとまりのない企画になったかも知れないが、サイトはその銃の性格によって形を変え、逆にその銃の性格を形成する影響を及ぼす(もちろん全てのパーツが、その銃の性格を形作っているのだが)、結構重要なキーパーツだと思う。
それぞれのサイトには、設計者の思いが込められているように思う。
こんなことを考えながら、新たな視点でGunを見つめるのも楽しいもの。

今回のドール衣装は、Link先のmomoclo 樽猫さんに作ってもらったもの。
これは、momocloブログでも紹介されている。
それでは、今回はこのへんで。
Rsig/02


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今回は、S&W社のナイフ、S.W.A.Tシリーズ SW-3000CF CARBON FIBERを。
swcb/01


[概要]
S&W(カテゴリーで紹介)は、拳銃,ショットガン(いっときはサブマシンガンもあった)だけでなく、ナイフやハンドカフ(手錠)など、ポリス,ミリタリー向けの各種製品も手がけている。
ナイフも経営不振時には撤退したりしたが、業績が持ち直したせいか、再開されている。
今回のSWATシリーズは、今も普通に販売されているが、この3000CFの生産は少し前に終わっているようだ。
3000CFはタクティカル・ナイフと呼ばれるジャンルのもの。
ライナーロック(ハンドル内部の鋼板=ライナーが板バネになっており、せり上がってブレイド(刃)を固定する)タイプのフォールディング(折り畳み式)ナイフである。
ブレイドは、ナイフ用としては定番のマルテンサイト系ステンレス SUS440C(SUSはステンレス、最後のCはカーボン含有を示す)を艶消しで仕上げ、ハンドルにはカーボンファイバーレインフォースドプラスチックス(CFRP=炭素繊維補強樹脂)が使われている。

少し前にM29(過去の記事)に絡めてリボルバーを一通り紹介したので、今回はS&Wのオートピストルと一緒に紹介したい。
まず、M459(関連記事)とSW-3000CF。
swcb/02


[タクティカル・ナイフ]
タクティカル・ナイフは、特殊部隊などが使う、戦闘用も考慮に入れた多目的ナイフを指すのではないかと思う。
このモデルのようなフォールディングナイフでなく、当初はシース(ハンドルとブレイドは固定され、鞘に納めるタイプの)ナイフだったのではないかと思うが、販売促進効果のある、魅力的なフレーズなので、各社がどんどん独自解釈でタクティカルの名を付け始めたのか、非常に定義がわかりにくい。
共通項としては、よりヘビー・デューティ(過酷な用途)なサバイバル・ナイフ(5mmを超える分厚いブレイド、金属鋸並のセレイションなどを持つ)と、多くの道具,ブレイドがついているヴィクトリノックスなどのアーミーナイフとの間をいくようなカテゴリーのもので、
1、セレイション(波刃)付きのブレイド
2、ブレイド(刃面)のコーティングもしくはサンドブラストなどの光沢を抑えた処理
3、マイカルタやザイテルなど、人工素材のハンドル
などを挙げるところがある。

更に最近の、フォールディングタイプのタクティカルナイフの共通の特徴は、
1、片手で開く(閉じられる)機構
2、ベルトクリップ
3、ソング・ホール(thong hole=紐通しの穴)
といったところではないだろうか。
そして少し前までは、セレイテッドブレイド(波刃のついたもの)が代表的だったが、近年直線状のタントー・ブレイドなどが増え、セレイション付きは減少しきているように思う。

セレイションのアップ。大きなアールのものの後に2つ小さなアール、という構成。
セレイテッドブレイドはパラシュートのコード(紐)などを切断しやすいように考えられたもの。果物などは剥きにくいが、もともと果物ナイフよりブレイドが厚く、刃先も鈍角に仕上げられているので、果物用には向かない。
ブレイドの上方、ハンドル近くに取り付けられているボルトが、ブレイドを開く指掛けのラッチとなっている。
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ヒルト(鍔)部のアップ。ブレイドの上面後方に滑り止めの大きめの溝がある。これも、力を入れやすく、滑りにくいように考えられたもの。
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ハンドル後部のアップ。
別体で埋め込まれたSWのロゴと、ソング・ホールがある。
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ハンドル反対面にはベルトクリップが、ピボット・ピンと共締めで取り付けられている。
取り外し、左右取り付け面の変更は考えられていないが、塗装されていて錆びにくい。
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分解して、ライナー,ピボット部のカット。
回転部分にはスチールボールを使ったクリック機構がある。ちなみに分解には、ファスニング・ボルト(ハンドル固定のネジ)とピボット・ピン(刃の回転支点軸)用の、T6とT10の2種類のトルクス(異形の六角)用レンチが必要。
swcb/10


[チタンとカーボン]
この手のハイテクを感じさせる素材、実際の有用性とコストからは疑問もつくが、興味をそそられる。
しかしカーボンファイバーも、樹脂がポリエステルなどで弱いものだと強度はガラス繊維入りのそれと変わらず、硬さも低くなる。
これは硬度も高いが、強度が低いものは、叩いてもカンカン言わず、ボコボコという鈍い,低い音になる。
このカーボン繊維の地を活かしたハンドルは、艶は無いが、光の当たる方向によって反射し、杢が浮き出た木材のように美しい。

S&Wはナイフでも、多くのバリエーションを持つが、他に先進素材ではチタンの持つ耐食性と美観を取り入れた、チタンコーティングのものもある。
チタンも高強度で軽量のイメージがあるが、熱伝導率が低く、かじりやすいので切削加工性が悪い。またアルミについて以前述べたのと同じく、伸びは鋼に比べて大きく、長期応力を受ける場合(疲労強度)、あまり軽くならない。
ただこれもアルミと同じく、曲げ方向なら比重の差の分高さ(せい)を稼げば、高い曲げ剛性(力に対する変形量を少なくできる)が得られる。
他にチタンが大きく威力を発揮するのは、錆にくさ(チタンは活性が高く、酸化は非常に速いが、表面の酸化層が内部への錆の進行を防ぐ)を要求されるところ、高温で強度を要するところや、体内(拒絶反応が起きない)だ。
最近は、防弾素材としてもチタンがPRされている。
また、その酸化色は美しく、その酸化層の厚みの差で、虹色に変化していく。
チタンコーティングは、ドリルの刃や、バイクのサスペンション(インナーチュ-ブ)にも施されているが、これは窒化チタンで硬度も高く、抵抗低減になるという。ナイフのブレイドでも、この効果もあるかも(エッジにはコーティングされていないし、これで金属を切る気にはならないが)。

下の写真はTaylor Cutleryが作ったホームランド セキュリティというシリーズで、SWRTS4.75 レインボーチタニウムと3000CF。
SWRTSのシリーズは、3000CFのボルトと異なり、左右両方からブレードを開くことが出来、回転方向には滑るので指も痛くなり難い、段つきのラッチがついているが、最近のSWATシリーズは、これと同じものに変わっているようだ。
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レインボーチタニウムは、ブレードとハンドルのフレームにチタンコーティングが施され、虹色がつけられている。
このモデルは、3000CFと同じく、ハーフセレイション付きだが、更にブレードに3つのスリット(長穴)が開けられ、ソング・ホールも長穴になっている。
刃はSUS440C、ハンドルはアルミとザイテルで、本体はカーボンより軽い。
S&Wのオート、M4505とSIGMA,M&Pと。
M4505はタナカの、SIGMAはWAのガスブローバックガン。
M&P(ミリタリー・アンド・ポリス)という名は、以前は回転式のM10の愛称だったが、S&Wはこれを自動装填式にもってきている。これは仏のサイバーガンがプロデュース、製造は台湾のKWC、輸入は日本のBWC?という多国籍のエアコッキングガン。
スライドにある波型のコッキングセレイションも見事に再現されている。
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更にスワット使用のイメージで、レインボーチタンと、M945、M945コンパクト。
M945とコンパクトは、KSCのガスブローバックガン。
こちらはスケイルタイプ(ウロコ型)のスライドセレイションである。
swcb/08


[1/6]
今回の1/6も自作。
今回は、プラ板で全てを製作、模型用のカーボンプリントシールと黒色カッティングシートでボルトや穴を再現してみた。
ラッチは以前のコルト・コンバットパイソンのマズル同様、プラ板をポンチで抜いて貼り付けている。
swcb/12


それでは、ここらへんで。
swcb/11

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今回は、イスラエルのマグナム・オート、デザート・イーグルを。
de50/01

[概要]
デザート・イーグルは、イスラエル IMI社製の大型拳銃で、現在は”最強の拳銃”とは言えなくなったが、それでも最強の自動装填式拳銃だという。
このパワフルなハンドガンは、多くの映画に出てきて、スクリーンでも派手な発射炎を上げている。
これはSⅡSのガスブローバックガン。
de50/03

口径は.357,.41(これは早々に消えた),.44,440Cor-bon,.50AEなどがあり、通常のライフリング(らせん状の溝)とは異なるポリゴナルバレル(銃身)を持ち、自動式ライフルによく使われる、マイクロ・ロッキングラグを発射ガス利用で回転させてボルトを解放させるガスオペレーション方式を採用している。
また、プロトタイプでは存在しなかった、バレルのリブ(縁)を形成するフルート(肉抜き溝)は、単純に刃物を角度を持たせて左右から削り込んでいっただけだが、独特のオリジナリティーに富むルックスを形づくる、優れた発想のデザインだと思う。
(追記;この加工については、S&Wのモデル2が同じであり、ルーツはこちらではないかと思われる。
但し、ここを光学照準器等の取り付け用に使うアイデアは、オリジナルではないかと思う。)
de50/09


[1/1]
今回のトイガンは、SⅡS(左)とマルイ(右)のガスブロ-バックガン。
de50/14


デザート・イーグルのバレル上のリブは、アクセサリーマウントとしても使えるよう、上面に2つ溝が切られている。マルイのデザート・イーグルに、同じくマルイのダットサイトを取り付けてみた。
de50/11


スライドを後退させて、ロッキグラグが再現されたボルト部を。
手前がマルイ、後ろがSⅡS。
de50/04


ハンマーを起こしたところも。左がSⅡS、右がマルイ。
de50/05


デザート・イーグルは人気機種で、他にアオシマ,KTW,マルイなどからエアーガンがでている。
またマルイは電動,ガスブローバック(+メッキモデル)もあり、更にゲーム バイオ・ハザードのコラボレーションによる限定仕様が複数あり、他にも限定では10インチモデルが出るなど、多くのバリエーションを生んでいる。
SⅡSでも、10インチモデル,ハーフシルバーモデルがある。
また、ハドソンからは、モデルガンが出ている。
そして、SⅡSを現在扱っている?ウエスタンアームズも、以前44マグナムのガスブローバックガンを作っていた。

「1/6]
1/6も3つ入手できた。
まず、上のSⅡS 初回生産分についてきたもので、これはなぜかグレネードも入った小さな化粧ケースに入った金属製のもの。
ちゃんと刻印まで再現されている。
次は21Centuryの装備セットで、銀と黒が1つづつ入っていた。
これはマガジンが着脱可能でハンマーが動く。
de50/15


[マグナム・オート前史]
強力な拳銃では、長く回転式拳銃(リボルバー)が使われてきた。
.357マグナムは戦前から存在し、戦後の1955(1957)年に登場した.44マグナムもまた、リボルバーだった。
この当時、世界最強の市販拳銃だった.44マグナムとS&W社のM29は、ビッグゲーム・ハンターや、ヒグマなどに襲われる危険の高い森林へ乗り込む者の護身用など、”常識外れな”パワーに必要を感じる一部の使用者に当初受け入れられるものの、爆発的ヒットとはなっていなかったようだ。
これを大きく変えたのが、映画「ダーティ・ハリー」だ。
この映画は、ゾディアック事件をもとに、西部劇のスター、クリント・イーストウッド主演で描いたハードボイルドで、主人公ハリー・キャラハン刑事が使用していたのが、M29 .44マグナム(過去の記事)である。

M29とデザート・イーグル。
M29はタナカのガスガンで、ミッドナイト・ブルーという鍍金仕上げのもの。
de50/07

この映画は次々に続編が作られる人気作品になったが、映画の冒頭から「世界最強の拳銃」というセリフと共にでてきたM29は、一気に注目を浴びることになる。
ここからM29はバック・オーダーを抱え、店頭に並ぶ無くプレミア付きで売買される人気モデルとなる。
.44マグナム弾使用のリボルバとしてはスターム・ルガー社もスーパーブラックホークを作っていたが、マグナム拳銃ブームは、新たなハイパワー拳銃を生みだすことになる。
それはマグナム・オートである。
まずAMTがオートマグを開発、鳴り物入りで登場したものの作動不良が頻発、ダーティ・ハリーシリーズに使われるも、あえなく生産中止となる。
このあと、ウィルディなどのマグナム・オートも登場するが、これも結局軌道には乗らず、マグナム・オートは幻の存在となってしまう。

オートマグ(右)とデザート・イーグル。
このオートマグはMGCのモデルガン。
de50/06


[デザート・イーグルの誕生]
このような状況の中、1979年にたった3人で始めたマグナム・リサーチ社が、開発を始めたのが「マグナム・イーグル」、これを受け継いだIMI社が1982年に357マグナムのプロトタイプをショット・ショーで公開、名前も「デザート・イーグル」が冠されるようになる。
当初は.357マグナムで、作動の信頼性もやや不安があったが、改良を重ねて1986年の.44マグナムモデル登場からは信頼性も確保され、1992年、50AE弾を使用するに至って、デザート・イーグルは「世界最強の拳銃」となった。
現在のデザート・イーグルは、ポリゴナル(溝を彫るというより、角を少し丸めた多角形の銃腔)バレルを装備し、ホーグのグリップを装備している。
これは50AEのMkⅦをベースにし、XIXシリーズ(なぜここまでいっきに型式が進んだのかは謎だ)と呼ばれ、全口径コンバーション(交換可能)モデルだという。
また、アンビ(左右両用)のセフティレバー端が変わった形をしているが、これは遠い位置にあるレバーの操作性を向上させるための改良で、実際使いやすい。
このセフティレバーといい、外に例を見ない大型のサイト(これは現在も使われている)といい、もともとのデザインは、正にスケールアウト、意識的に人間の手に余る大きさを狙ったような大きさである。

デザート・イーグルのリアサイトとセフティレバー。
de50/10


M1911系のスプリングフィールド FBIビューロー(Jアーモリー ガスブローバックガン 過去の記事)とサイトの大きさの比較。
de50/12


[ハンド・キャノン]
少し重複するが、映画「ダーティ・ハリー」は、ハンド・キャノンと呼ばれる最強の拳銃が、正義のヒーローの「パワー」の象徴として、広く人々に憧れを抱かせるもととなったのではないかと思う。
しかし、これらの超強力拳銃を手にしたオーナーの多くは、実際に撃つことは稀で、射撃場でも見かけることは少ないという。
これらを求めた人の少なからぬ数が、「最強の拳銃」や、映画に登場したグッズを所有することに喜びを感じていたのではないだろうか。
デザート・イーグルと50AEは、.44マグナムから最強の座を奪い取り、成功を収めることが出来た。
しかし、あくなきパワー競争が起こり、その後リボルバーも.454カスール,.480ルガーそしてS&W500マグナムが登場し、デザート・イーグルは最強の座を追われることとなった。

S&W M500とデザート・イーグル。
後方がM500 3インチモデル。これもタナカのガスガン。
de50/08

ただ、もともとの.44マグナムからして、市販(量産)で現在供給されていて、多弾数の装填が可能なものの中で、と多くの但し書きがつく「最強」であり、例外はカンプ・ピストルやレミントンXP100、460ウエザビーのワイルド・キャット(切り詰め)弾を使うホワイト・ホースなど、ともかくたくさんある。そして後にはデザート・イーグルを手がけたマグナム・リサーチも45-70弾を使うMAXINE BFRというのがあった。
更に手だけで保持する事に拘る必要があるのか、というところも微妙だ。
ライフル,ショットガンならもっと強力なものがあり、これらは日本でも所持が許可される。
超大型マグナム拳銃では重量も下手なライフル並みの3kg台というものまであり、S&W M500ハンターモデルでは、肩紐(スリング)取り付けを前提としている。
このような「ハンド・キャノン」に対して、特別な感情を抱いてしまうのは、映画や宣伝によって、強いものへの憧れをそこに向けさせた、「作られた欲求」だったのかも知れない。
それがフィクションか、別の、例えば実利のある需要かどうかは、これからのデザート・イーグルの人気が証明するのではないだろうか。
しかし、もしかすると、デザート・イーグルも将来500マグナムを凌ぐ、最強のハンドガンとして更にパワーアップするかも知れない。
de50/13


デザート・イーグル自体は、作動性も良く、反動もガスオペレーション機構のためか比較的楽で、中々よく出来たハンドガンだという。
パワー競争が生み出した傑作ではあるが、独創的な銃なので、これからも長く続いて欲しいものである。

それでは、ここらへんで。
de50/02


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今回は、M1911を。
M1911/01

[概要]
M1911は、天才ジョン・ブローニングの設計をもとに、約十年コルトが改良を重ね、1911年についに米国発の自動装填式拳銃として採用されたものだ。1927年には改良型のA1(過去の記事)が登場するが、A1はベレッタM92FS(過去の記事)が採用される1985?年まで米国制式であり続けた。
現在も支持され続けるエム・ナインティーン・イレヴンの元祖、というだけでなく、下で見ていくように現代のクローンM1911系と比べると、不思議なことにA1よりこちらの方が近いところがある。
以前にA1を取り上げ、また、M1911系ではデトニクス(過去の記事)、ハードボーラー(過去の記事)もやっているが、今回は原点であるM1911を中心に取り上げる。


まず1/1のガスブローバックガン、ウエスタンアームズ(WA)のM1911。
これは表面がガンブルー色に塗装されたバージョン。
M1911/03


[誕生の経緯]
コルトは1895年からJ・ブローニングのパテントに対しロイヤリティを払っていたらしく、このときから自動装填式拳銃の開発にかかっていたか、とりあえずの布石を敷いていたようだ。
しかし、製品は1899年になってからようやくM1900が完成、市販される。M1900は米軍も興味を示し、200丁ほど購入したらしい。これもしかし、とりあえずの研究用、といったところで、採用までには更に長い道のりを経ることになる。
その後、コルトはスライド・ストップを装備したM1902、それから41口径なども試したが、使用弾を従来の38コルトから、その径を拡大させた45ACPとしたM1905に至る。
コルトはこれで陸軍のテストに参加したが、しかし米軍はまだ重い腰を上げようとしない。1908年には、グリップセフティを追加するなどの改良も行った。
更にコルトは、開発者にF.C.チャドウィック,G.H.タンスレイ,ジョリントンを入れ研究陣を強化した。
そしてとうとう1911年、M1911が米軍の制式拳銃になった。
M1911は第一次世界大戦期の米国制式拳銃として役目を務め、16年間の変更部分をまとめてA1にバトンタッチするのだが、この間にもM1911のハンマー・スパー(指掛け用の突起)延長などの小変更は受けている。
今回用意したM1911もそれぞれサイト,刻印等が違うように、更に細かいバリエーションが存在する。
更に近年、本家コルトが、M1911復刻モデルを作っている。
これは、セフティレバーが近年のものを削って作られているような感じだが、本物の新品が手に入るということもあり、少々高くても人気はあるようだ。

[クローン]
M1911は、その使用するパテントが既に全て期限を超えて、誰でも堂々とコピーできる製品となっており、多くのメーカーがM1911、もしくはこれをベースにした製品を発売している。
これらをまとめて、M1911クローンと読んでいる。

左から、FBIトライアルカスタム、MEU(アーリーモデル)ピストル、GSR、そしてM1911。
全てWAのガスブローバックガン。
FBIトライアルカスタムは、ウィルソンがFBIのトライアルに際し作った、という設定。
MEUは米海兵隊が、M1911A1のフレームにスプリングフィールド社のスライドなどを組み合わせて作ったもの。
GSRは、欧州の雄SIGアームズが製作したM1911クローン。
M1911/06


M1911はシングルアクション、シングルマガジン(単列弾倉)のシンプルな構成で、現代では装弾数や安全性の要求の面からは不利だった。

安全性については、本家コルトもM1911のグリップセフティ+サムセフティ(手動安全装置)から、シリーズ80でファイアリングピン(撃針)をロックするオートマチックセフティを追加、パラオーディエンスはダブルアクション機構(略してDA、ハンマーが安全位置にあって、トリガーを引くとセット、更に引くと撃発するもの)を組み込んだ。これより前、DAはシ-キャンプがカスタムした例もあった。

装弾数については、M1911にブローニングハイパワー(過去の記事)などで使われるダブルコラム・シングルフィードマガジン(複列式で供給部では一列に絞られる弾倉)にしたものが各社から出てくるが、これらはフレームが幅広になったせいもあってか、アーチ型のハウジングは避けていて、M1911と同じ形のストレートタイプとなっている。

左からSTI,パラオーディエンス,キャスピアンフレームのスプリングフィールド複列弾倉ガスブロ-バックガントリオ。
STIはKSCのもので、これはイーグル6インチ。
パラオーディエンスはWA。これはHRT(人質救出部隊)モデル。
キャスピアンはMGC。
m1911/07


[モデルチェンジの功罪]
上でも少し触れたが、クローン達はしかし、M1911の改良型A1より、M1911に近い部分がある。
それは、トリガー位置とメインスプリングハウジング(グリップ後部)のアーチ型の廃止だ。
もともとコルトは、A1の変更を受けて市販のものもこの形を踏襲し、その後シリーズ70でもアーチ型ハウジングとショートトリガーを使っているが、競技向けとしたナショナルマッチゴールドカップにはストレートのハウジングでトリガーもスケルトン(中抜き)タイプのロング(+幅広)トリガーとした。
つまり、競技向けではM1911、その他はA1に準じていたのである。

ハウジングの比較。
これらもガスブローバックガンで、左から、FBIビューロー、M1911A1、M1911。
FBIビューローモデル(過去の記事)はJアーモリーの作。
M1911A1はマルイ製のものを。
M1911/08


A1の改良は、多くの意見の集約から、必ずしも開発当初に作りこんだ意図とは異なり、またその各改良は、それぞれ別の目的に向けられていたのではないだろうか。
例えばアーチ型のハウジングは、手が滑りにくいよう下部を大きくする目的で、これは大きな手の人なら問題ないが、ショートのトリガーは逆に大きな手の人だと関節部分にトリガーがかかってしまう。
ショートのトリガーは恐らく手袋をしたまま撃てるように、トリガーガード内部を広くする為の改良ではないかと思うが、それならグリップも細めにして欲しいところだ。
つまり、手袋をしても最低限指が入るようにして、グリップはすっぽ抜けにくいほうを優先、様々な使用状況での使用を考え、当初の条件よりは間口を広げた結果、使用条件によっては前のモデルのほうが良かった、ということになったのではないだろうか。
更にいえば、より多くの人の声を反映しようとした結果、ちょうど単焦点(パンフォーカス)のカメラのように、大体使えるがココが一番、というところが無くなり、競技などに的を絞ると少し改良前に戻ってしまう、ということが起こったのかも知れない。
但し、トリガーひとつとっても、フレームを直してガードを大型しようとはしなかったし、これは後年、ガード前方にレールをつけてフラッシュライトなどをつけるようになると、やはり元に戻さなければならなくなったと思う。
M1911のときには、新たな開発者を入れて大きく造形が変わり、採用を得ただけでなく、その後長く一線で使われるだけの作り込みを行えたが、改良の局面では、それぞれの経験やそこからくる想定使用条件などが異なった、もしくは敢えてそのような人選を行って、山を高くするより裾野を広げたのではないだろうか。
A1が目指したものは、Jeepのような広い用途で使えるモノで、M1911が想定しなかった分野に適応させる事だったのかもしれない。
これが、個人の競技用や近接戦闘用としてM1911系を特化させていった過程で、元の設定のグリップアングル、トリガー位置に戻っていった、というところではないだろうか。

しかし、これとは逆に、着実に同じ方向に変わっていったパーツもある。
A1で変更されたポイントの一つ、グリップセフティ後方のタング(鍔)だ。
これは、人差指と親指の間、水かき(ウェブ)の部分がタングとハンマーの間で挟まれることがあった(ハンマーバイトという)のに対処し、延長したものだ。

M1911とA1のグリップセフティ。左がM1911、右がA1。
M1911/13


しかし、延長タングでもやはり挟むことがあり、特に素早く抜いて撃つ事を競う競技では、もっと大型の、ビーバーテイル型のタングが喜ばれた。
そしてこれが徐々に広まり、今では多くの市販品がビーバーテイルを採用している。

MGCのガスブローバックガン、キャスピアンハイキャパフレームのウィルソンカスタムでグリップセフティ周りを。
これは更にセフティを操作する指がスライドのセレーションに当たらないよう、ガード板(グリップの上の銀色のもの)が付けられている。
M1911/12


[1/1]
今回のリアルサイズのトイガンは、ウエスタンアームズ(WA)のガスブローバックガンと、MGCのモデルガン。

1/1でWAのガスガンと、MGCのモデルガン。
どちらも、いくつかのバリエーションがある。
WAのものは、バルブを叩くメカの違い、表面仕上げなどが異なり、最近カーボンブラックという、ヘビーウエイト材磨き仕上げのものが出ている。
MGCのモデルガンは、ダミーカート仕様の非発火モデル。
MGC(タイトー,新日本模型)はネイビーモデルやレミントンアームズ製、1917年モデルなど、各部や刻印の違うものが存在するようだ。
どちらも長めのトリガー、その後方にリリーフカット(指の逃がしの為の切削加工)なし、短めのグリップセフティのタング、ストレートのメインスプリングハウジングなどの仕様は同じだ。
m1911/05


両者はサイトが異なる。
WA(左)のものはストレート、MGC(右)のものはサイトが後ろから見てアール形状だ。
フロントサイトは両方共横から見てアール(カマボコ)型のもの。A1ではフロントサイトが分厚くなり、リアサイトのノッチ(照準を合わせる為の切り欠き)も大きくなる、という。
A1でもしばらくアール状だったフロントサイトも、後部をカットされたランプタイプに変更される。
m1911/09


マズル(銃口)付近の比較。
MGC製(左)は、A1とほぼ同じ形状なのに対し、WA製(右)スライド前下の部分を大きめに面取り加工、リーフカット(リコイルスプリングハウジングが入る部分の削り)もアールがきつい形状。
M1911/10


両社は刻印も少し違う。
合成した写真で比較を。
上がWA、下がMGC。
M1911/11



[1/6]
今回の1/6も単品購入で出所は不明。グリップにメダリオンが入っており、これはM1911のときには無かったのではないかと思うが、何よりトリガー後方にリリーフカットが無く、ランヤードリンクがついたストレートのハウジングで、ワイドのスパーハンマーなのでM1911に一番近いと思う。
後年のクローンでは、リリーフカットは入っており、またワイドスパーハンマーは使わないと思う。
M1911/14


今回の1/6ドールの衣装は、LINK先のMomocloさんのところで出てきた雛祭りバージョンをお借りした。
今までも自作衣装を多数提供していただいているが、更にご提案に甘えていくつかこちらの希望で製作をお願いしている。
それらも順次使用して紹介していくつもりなので宜しく。
それでは、今回はここらへんで。
M1911/02

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まとめ

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