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今回はレミントンのパーカッション・リボルバー、M1863ニューアーミーを。
RNA/01


[概要]
Eliphalet RemingtonⅡ(エリファレット・レミントンⅡ世)が1816年にライフル製造を始めて興されたエリファレット・レミントン・アンド・サンズ社は、アメリカ最古のガン・メーカーだという。
拳銃は、コルトの下請けとしてノウハウを学び、1858(1857?)年、ビールズ氏の特許による、ビールズ・パテント・ネービーを生産しはじめる。
これは31口径?5連発とのこと。
1861年には、アーミーモデルを開発、アメリカ陸軍の依頼で、アーミーを5000丁、ネービーを5000丁生産、南北戦争中はレミントンはコルトに次いで2位の納入量だったらしい。
アーミーは.44(インチ)口径、ネービーは.36口径で、この時点で既に下部分が三角形の特徴的なローディング(弾込め)レバーを採用していたようだ。
これは力学的にも優れた形だ。
今回のM1863は、1863年から1875年までの間に132,000丁が作られたという。
バレル(銃身)は7.5インチ、装弾数は6発。

バレル上の刻印。ニューモデルアーミーパーカッションリボルバーとあるが、当時からメーカーがこう呼んでいたのだろうか。
RNA/12

ちなみに1863年はロンドンで世界初の地下鉄が生まれた年だとか。

[1/1]
今回のリアルサイズトイガンは、ハートフォード(HWS)製。
古くはCMC、これを受け継いだタナカが金属性モデルガンとして作っていたものを、金型を譲り受けたHWSが樹脂製のガスガン,モデルガンとしてリニューアルして発売したうち、ガスガンのほうである。
それにしては、エッジの状態も良く、使い回しの金型のようには感じられないのだが。
HWSのモデルからは、若干形状は変更されており、サイトも真鍮(ブラス)らしき別部品で、グリップが短くなっているようだ。
RNA/51


[シングルアクション]
ニューアーミーはシングルアクションのトリガー(引き金)機構を持つ。
この機構は、既にコック(起こす)されているハンマーをダウン(落とす)させる機能しかトリガーは受け持たない。
ニューアーミーのトリガープル(引き具合?)は、トリガーのストロークは長く、重めだが、切れはいい。
シングルアクションは最も簡単なトリガーのシステムであるが、今も多く使われ、また高精度を要求される場合などには、この方が後述のダブルアクションより向いているようだ。
これに対し、トリガーを引くと撃発装置がセット(コック)され、更に引き続けると今度はセットされた撃発装置がダウンするものをダブルアクションという。

シングルアクションのリボルバーで相前後するコルトのものと比較。

まずニューアーミーとコルトM1851。
M1851は、ニューアーミーより少し古いパーカッションリボルバー。
M1851はクラフトアップルワークス(CAW)のモデルガン。
RNA/14


続いてニューアーミーとコルトSAA(シングルアクションアーミー)。
SAAはハドソンのモデルガン。
RNA/15


[ソリッドワンピースフレーム]
レミントンはリボルバーメーカーとしては後発だったが、それだけによく構造を研究したのか、非常に堅牢な構造、グリップ部まで一体のフレームを実現した。
ソリッドフレームと呼ばれるこれは、当時のコルトが採用していたオープントップに比べ、上部もフレーム材が通り強度は高い。

当時はブロック状の素材からの削り出し工法だと思うので、まず、シリンダーの入る部分は横から刃物を当て、貫通させたものと思われる。このため角がアール形状になっている。
機構部は、上下から掘り込む以外に無いのだが、シリンダーを回転させるハンドの入る部分など、スロッター(直線運動する刃物で削る機械)加工で角度を変えながら複数回当て、掘り込みを行ったのではないだろうか。

ニューアーミーのフレーム。
トリガーガードを外して、内部を覗いたところ。
シリンダーハンド部の切り込みがトリガー後方に見える。
ついでに言うと、ガス式の為このモデルでは実物とは異なり、調整式リバウンド(ハンマーがダウン後少し戻る)機構が組み込まれている。グリップフレーム後部の、ハンマースプリングに当たるナットがそれ。
RNA/27


ニューアーミーとM1851でフレーム分解,組み立て用スクリュー(ボルト)の比較。
ニューアーミーはトリガーガードを外すスクリューが一本、M1851は5本(一本は見えない)。
RNA/25


[シリンダー交換]
パーカッション式と呼ばれる形式は、現代の、発火,推進薬と弾丸がひとつのケースに収まったカートリッジ式より旧式のシステムである。
シリンダー後方のニップルという穴あきの突起に、衝撃によって発火する火薬を仕込んだパーカッションキャップ(雷管)をかぶせ、前方から推進薬と弾丸などを押し込み、装填する。

パーカッションリボルバーは、弾の装填が大変だ。カートリッジ式のハンドロード(手詰め?)を、毎回現場で行うような作業が要る。
恐らくリロードは数分かかったのではないだろうか。

そこで、ニューアーミーのソリッドフレームという構成を利用、シリンダーシャフトを抜いて、シリンダーごと交換する、といった方法が映画などで出てくる。

但しこれが可能だったかは疑問がある。
シリンダーとバレルの間のギャップは、多すぎるとガスが大量に漏れ、少なすぎると汚れで回らなくなる、という微妙な関係にあり、特に無煙火薬が発明されていなかった黒色火薬のこれらパーカッションリボルバーでは、汚れ(カーボン等の付着)も多かったはずである。

もちろん、パワーが小さく、ロスが多くても良かったのかもしれないが、当時の製造技術で、全てのシリンダーの公差を±0.1mm以下に抑える、といったところまでは不可能だと思うし、仮にそれをやったらコストがかかりすぎたのではないかと思う。

現代の製造においても、シリンダーのギャップ調整は、組み立て後に一丁ずつ(スタームルガーなどの合理化が進んだ大手でも手作業で)行っている。
銃身交換が可能なダン・ウエッソンのリボルバーでは、付属のシムですきまを計って調整して組み立てるようになっている。
よって、この方法をとるなら、ファクトリーかガンスミスによってマッチングさせたシリンダーが必要で、また、ファクトリーから複数のシリンダーを付属させたモデルが出荷されたという話も聞かないから、現実的ではないかもしれない。
(*追加訂正;コルトはパーカッションリボルバーに、補修用部品等と一緒にスペアシリンダーを箱に入れたものを販売したものがありました。
これならマッチングに問題はないと思われますので、スペアシリンダーに交換することはあった、と訂正させて頂きます。)

コルトの銃は、万国博覧会で数丁を分解,それぞれの組み合わせを変えて組み立て、互換性の高さを証明したらしいが、このとき組み合わせを変えた銃が動くところまでは見せているが、撃って初速がどうなった、とういうのは(当時はクロノグラフなんて存在していないし)やっていないと思う。

もちろん実際に交換して射撃したという資料や、動画(これもトリックが可能なので疑い出したらキリがないが)などあればご教示願いたい。
トイガンのように、ダイキャスト(相互寸法差=各製品のばらつきが小さい)成形なら問題ないかもしれないが。

M1851のシリンダー分解。
バレルを外してから、シリンダーが抜ける。
RNA/26


ニューアーミーの場合は、ローディングレバーを下げてシリンダーのシャフトを抜けば、シリンダーだけが横に出てくる(エアガンではこれは再現されていないが)。
RNA/52


[各パーツ]
シリンダー後部には、シリンダーストップ用のリセス以外にもニップルの間にリセスがある。
これは一種の安全装置で、このリセスにハンマーを落とし(パーカッションキャップの間にハンマーを置いて)、ハンマーダウン状態で安全に携帯できるように考えたもの。
コルトではピンを立てていたが、レミントンの方がシンプルで高強度だと思う。
RNA/16


150年近く前の製品だからといって、その時代なりに真剣にモノづくりに取り組んでいた事が伺え、単純に古いからなっていない、とは思わないし、ニューアーミーのフレーム構成は、後にコルトも真似るほどしっかりしたものだったが、パテントなどの事情なのか、シリンダーのストップがかかるリセス(溝)の形状など、後の製品では一般化している加工が無いところもある。
M1851は逃がし(導入)部分があり、シリンダーストップが少し早く開放されても、ここに沿って上がるようになっている。後世のリボルバーは皆この形を踏襲している。
ニューアーミーのリセスはこれが無いので、(特にトイガンの柔らかい素材の場合の心配で、本物はずっと耐摩耗性も高いとは思うが)角が丸まり易く、またシリンダーの回転が速すぎるとシリンダーストップがちゃんとリセスに噛むか不安がある。

M1851とニューアーミーのシリンダー リセスの比較。
RNA/24

更に不思議なのがサイトだ。大きなU字型の溝がフレームに切られているのみで、通常ならリアサイト部分を残すと思う。
更に当時は小さなリアサイトのノッチ(溝)が多いので、余計にこのショットガンのようなサイト構成は違和感を覚える。
これはCMCのときからのようだが、フロントサイトなどは変更されているので、実物でもこのようなリアサイトなのだろうか。
RNA/18


ついでにHWSで新造されたフロントサイトと、外形が八角形のオクタゴンバレルも。
また、ローディングレバーの形状は独特だが、機構はコルトM1851とロック部分も含め全く同じだ。
左がM1851,右がニューアーミー。
RNA/13


今回のトイガンはタナカの技術供与によるペガサスシステムのガスガンなので、シリンダー後方からガスを注入する必要がある。
しかしパーカッションリボルバーなのでシリンダーにはニップルが立っている。
そこでニップル部分をよけてガス注入穴を設けており、専用ノズルも必要で少し注入しにくい。
だが、シリンダーが外しにくいこともあり、仕方の無いところなのだろうか。
タナカのSAAでは、最近デタッチャブルシリンダー仕様というものが出ているが、これはガス注入も考えての事だろうか。

ニューアーミーのガス注入口。
RNA/17

上記のリバウンドシステム、このガス注入方式のように、ともかく大昔のパーカッションリボルバーの形でガスガンを実現するのは、色々と解決すべき問題があり、困難な作業だったはずだ。
どこもやらなかったこの難題に敢えて取り組み、ちゃんと製品に仕上げてくれたHWSの情熱には、拍手を送りたい。

今回のモデルには、ウォールナットのグリップも標準装備され、パーカッションキャップを入れる缶のレプリカに、BB弾を詰めて同梱してくれている(モデルガンではここにパーカッションキャップが入る)。
この心憎い配慮も、HWSが支持されるポイントかも。
RNA/21


[1/6]
さて、1/6だが、これは「続・殺戮のジャンゴ」というゲームのキャラクターフィギュア、「名前の無い女」のものである。
このゲーム、最初の作品なのに続(つまり第一話が無い)、ジャンゴや名前の無い主要キャラクターの設定など、西部劇のパロディーとしてシャレの利いた設定なのだが、十八禁。
ここでは名前だけの紹介ということで。
このフィギュア、1/8とされていたが、銃のサイズはご覧のように?1/6である。
そしてグリップ左側でフィギュアの手と接着されているが、割とすんなり分離できた。
購入前に箱の上から350/6=58mmを指で計りながら確かめてみたのだが、かなり怪しい挙動に写ったかも。
作りはトリガー,ハンマーのスクリューなど細かいところまで丁寧に再現されている。
更に美しいブルーの本体塗装に、トリガーガード,フロントサイトは金色に塗り分けられ、無可動だが実によく出来ている。
気になっていたものの、店頭で見ただけで判断がつかなかった方、1/6フィギュア用に使えます。
(それでも購入するか、はあくまでご自身の判断で。)
RNA/06


オールド、という響きに有難さを感じるわけではないと思うし、単に古ければいいとも思わない。
機能的にも構造上も合理的か、というと疑問もある。
しかし、ニューアーミーの造形は、やはり美しいと思う。
それでは、ここらへんで失礼。
RNA/07

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今回は、SFシリーズ第二弾、セブロ M-5を。
M5/22


[原作]
セブロ M-5は、士朗正宗氏の漫画「攻殻機動隊」で、隊員が使用する拳銃である。
同作品は、漫画,アニメーション映画,そしてTVシリーズ,ゲーム等が展開され、更に実写版映画も、あのスピルバーグのドリームワークスで企画されているという。

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劇場アニメ映画「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」は、押井守監督で1995年公開され、翌年米国でビルボード誌ビデオチャートの一位を獲得。
実写とVFX(ビジュアル・エフェクト)を駆使した映画「マトリックス」にも大きな影響を与えたという。
押井守作品では、続編「イノセンス」も製作された。

また、まずCSで、次にビデオ(DVD)が発売され、、更に地上波でも放送された「攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX」(以下S.A.C.)は、「攻殻機動隊S.A.C.2nd GIG」というシリーズに続いた。

[概要]
原作となった漫画から登場しているセブロ M-5は、銃身長が3+1/2インチ、装弾数は19+1(チャンバー=薬室内)発。
メーカーのセブロも架空のものだが、同作品ではパーソナルディフェンスウェポン(PDW)のようなものまで製造する大手との設定のようで、ファブリックナショナル(FN) P90に似たコンセプトのPDWも登場する。

[1/1]
今回の1/1モデルは、S.A.C.シリーズに登場するM-5を、大日本技研がモデルアップした無可動一体型。
S.A.C.シリーズのM-5は、アニメション・メカニック・デザイナーの寺岡賢司氏が手掛け、複数の実銃を参考に、原作に描かれていたものとは異なる形状にデザインされたようである。
使用カートリッジは5.45×18mm(銃身の表記はインチ単位,口径はミリというところもミソ)、ロータリーバレルロッキング(銃身の回転による閉鎖)機構を持ち、トリガー(引き金)は、ダブル/シングルアクション、セフティはフレームに付くアンビ(左右両用)のものとされている。
実寸の模型を手にすると、結構がっしりしており、特にフレーム幅はスライドとの結合構造の為もあり、広い。
このゴツさは、最近流行の、大型拳銃の銃身,スライドを切り詰めたコンパクト版の作りを踏襲しているようだ。
実写ではないのだが、この銃の設定は簡単な機構を含めて検討され、現実味のある未来デザインという、SFの王道を行く作り込みがなされている。
M5/03


左サイドに大きくSEBURO M-5の名が入る。
M5/04


右サイドには注意書き!
マニュアルを読め、という表記がフレームにある。
チャンバーには、5.45mm×18と使用カートリッジの表記がある。
M5/05


[ベースになったモデル]
もちろん、このモデル自体が一つのSF作品として、鑑賞して楽しめる。
しかし、実物(とその模型)でもそうだが、そのルーツを探るのもまた楽しいものだと思う。
それでは、もう既にどこかで散々やっているのかも知れないが、ここなりに推理してみたい。

S.A.C.セブロ M-5には原作と異なる、3つのドット(円)型で構成されたスライドのコッキングセレーション(後ろに引くとき手が滑らない為の溝)、トリガーガードに大きなフィンガーレスト(指掛け)が付いている。
これらはオリジナルデザインではないかと思う。
サイト(照準器)は前後ともドブテイル(アリ溝)による取り付けという、近年では定番の設定のようだ。
グリップ後部の丸味を帯びたデザイン、マガシンについたフィンガーレストのデザインなどは、南ア ベクターのCP1が似ている(これの模型は未入手なので写真は用意できなかった)。

カートリッジは、口径×ケース長のサイズ,ボトルネック(ワインボトル状)の形状共にロシア PSM用がずばり同じである。
これは、ロシアお得意のスチールのジャケットに包まれているブレット(弾頭)だ。
西側では更にケース長を伸ばして高速化を進めたものが開発され、アサルトライフルより小型で反動も小さく、サブマシンガンより貫通力に優れる小火器、PDWというカテゴリが出来ている。
FNがP90,Five-Sevenなどで使っている5.7×28mm弾、H&K(カテゴリ)のP46 UCPなどが使う4.6×30mm弾などがPDW用カートリッジである。
M-5では、PSMのサイズだが、原作にはP90の話題が(当時はPDWといえばこれしか無かった?)数回出てくるので、これが参考になっているのではないかと思う。

また、薄いPSMなどとは比較にならないような肉厚フレーム(しかも塗色から樹脂ではない設定のようだ),バレルから、かなりなハイプレッシャー(火薬は進化して少量で済むとして)ではないかと思うが、小さなブレット(弾頭)に短いバレルだと、高圧になる前にブレットが飛び出しそうである。
下のFive-Sevenなどは、10mm増しのケースサイズにも拘わらずフレームはおろかスライド(但し外側のみ)まで合成樹脂(つまり小型軽量弾のスライドは軽くてもいい?)だとか。
これも原作では高速徹甲弾HVや炸薬弾が出てくるが、もしかしてM-5の通常弾はタングステンや劣化ウラン!なのだろうか。
だとしたらSFの世界だけにしてもらいたい(放射能はともかく重金属としての毒性は確からしいので)ところ。

マルシンのFive-Seven(左;ガスブローバックガン)とM-5。
M5/09


ロータリーバレルロッキングは、ベレッタ クーガーシリーズのそれが参考になったものと思われる。
ロータリーメカはフランスのMAB P15(これまた未入手、というか模型化されているのか?)などの先例もあるが、P15はブレットの回転する力(の反力?)を利用しているらしく、また知名度,ロッキングラグ周りやスライド上部のデザインの類似性から、クーガーから持ってきたというのが一番確率が高そうだ。

左上;M8045クーガー(ステンレスモデル;WA ガスブローバックガン)とM-5。
右上;スライド後部からの比較。スライド上,後ろ部分の形状が似ている。
左下;チャンバー周りの比較。左がM8045,右がM-5。
    チャンバー上のロッキングラグが似ている。
右下;M8045のロータリーバレルメカ。
    左側のようにフレーム上に乗っている形だが、左矢印のようにフレームには
    ラグがあり、バレルの溝カム(右矢印)がこれに沿って後退時に回転する
仕組み。
M5/06


フレームについたアンビのセフティは、各社で採用されているが、ベレッタつながり、多弾数の中型ということでベレッタ M84Fと。
左上;M-5(左側)とM84F(WA ガスブローバックガン,サイレンサー付き)。 
右上;M84(マルシン モデルガン)とM84Fだが、M84はハンマーが起きたまま
   ロックするコック&ロックだが、M84Fではフレーム付きセフティにも拘わらず
   (珍しく)ハーフコックまで落ちる。

M-5のハンマーは穴開きのリングタイプ。ベレッタのそれは同じ形式でも穴も小さいので、近いのはコルト45オート(M1911)系かワルサーP88だが、セレーション(指掛けの溝)が粗い。

またスライド前方が両側から斜めに削り込まれている(断面が三角形に近い)形状は、IMIのエリコ941(Jericho 未入手、ハドソンから出ているのだが),ワルサー P99が酷似する。
左下;M-5とP99。
右下;M-5とP99のスライド前方の比較。
M5/07


マズル(銃口)のテーパー形状は、以前紹介したH&K P7シューマッハ(過去の記事)が似ている。

M-5のスライドとフレームの噛み合わせは、フレームがスライドを包むような形式だが、これはSIGのP210が有名で、そのあとCZ75が追随、これを参考に(コピー?)した上記のエリコ941などが同形式だ。

CZ75(左)とM-5。
M5/08


[組み立て,塗装]
ひととおりルーツを探ったところで、製作記を。
今回のものはレジンキャストの一体成形だったので、組み立てというほどのものは無く、トリガー後方のランナーを切り離し、各部の合わせ目を削り、銃口を開けた程度。
ハンマーの穴開けも取説では推奨されていたが、スライドを傷つける確率が高く、またSIG GSRなど穴が開いていないものもあるので、無理に加工していない。
合わせ目も、グリップは合わせ目があるだろうし、このフレームも現実に作るならロストワックスでやりそうなので、少し残ったままで塗装してしまった。
レジンは無発泡ウレタンのようで、色はグレー。これはBe-JのHGキャストかも。
銃口を開けたときに強い刺激臭がしたが、これだけ分厚い一体キャストだと、内部はまだ揮発成分が残っているのだろうか。
成形(注型)自体は量産のインジェクション(素材を型に圧入する)にも迫る出来で、レジンキャストにありがちな気泡も出ず、エッジも綺麗で、バリも少なかった。
他のガレキのようにパテ,サーフェイサーを盛り研ぎ直す必要も無く、洗ってプラスチック用プライマー(下地調整材)を吹いて塗装しただけのズボラ工作でもこの仕上がりである。
塗料は、市販のスプレー缶を使い、メタリックグレイを本体に、グリップ部はマット(艶消し)のブラックを塗った。
もう少し濃い目のグレイでもいいのだが、1/6模型も薄めの色だし、以前M7バヨネットを塗った時、ハンドルの黒との違いが判り難かったので手持ちの少し明るめの色(タミヤ)にしてみた。
セフティの表示部分には赤い水性エマルション塗料を流し込んで、数時間(しかもほとんど乾燥待ち!)のうちに完成である。

下が未加工の状態。
M5/10


[1/6]
今回の1/6も例によって単品購入だが、S.A.C.のもので、1/1と同一のものをモデルアップしている。
これは多分、タカラのクールガールシリーズで出た草薙素子フィギュアのものではないかと思う。
更にまた、1/6でアオシマからもフル稼働フィギュアの草薙素子が出るという。
M5/11


攻殻機動隊シリーズといえば、現在マルシンで、トグサ隊員が使用するマテバをガスガン化する予定だという。これも既に試作は出来ているようで、今から楽しみである。

この記事作成にあたり、株式会社 大日本技研に許可を頂きました。
こちらの不躾な連絡にも拘わらず、丁寧かつ迅速な対応で、快く許諾下さり、感謝しています。

このGun1+1/6も、開始から一年が経過しました。
この間、多くの方がここを訪れて下さいました。改めてお礼申し上げます。
これからも幅広いジャンルのトイガンを取り上げていくつもりですので、またどうぞ宜しく。
それでは。
M5/02

©士朗正宗・ProductionI.G 講談社・攻殻機動隊製作委員会
無断転載禁止

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今回は、トミーガン,シカゴタイプライターなどの愛称(異名?)を持つ、トンプソン・サブマシンガンM1921と、これを開発したジョン・タリフェオ・トンプソン(Jhon・T・Thompson)について。
M1921/01


[1/1]
さて、今回の1/1は、LSからアリイが引き継いだエアーコッキングガンである。
実はモデルガンを斡旋してくれるところもあったのだが、以前ゴム製ナイフでLS-アリイに好感を持ったことと、コッキングガンも紹介したいという思惑もあり、こちらを入手した。
やはり価格なりの部分もあるが、第一印象は「結構良い」だった。
内部構造も含め、ほとんどプラスチックだが、バレル(銃身),コンペ(後で解説),トリガー(引き金),セフティレバー(手動安全装置つまみ?)などが金属部品だ。
作りは左右を木ネジで張り合わせた、いわゆるモナカ構造で、威力も大した事は無いが、可変の調整式サイトを装備するなど、頑張った部分もある(詳しくは下の各パーツの特徴で)。
樹脂製機関部で、トンプソンではマガジン挿入部の強度が心配だったが、ここはマガジンをカットし、ドラムマガジンも下から(実物は横から)挿入するようにして内部も構造体を残し、強度を上げている。
木部もスチロール樹脂だと思うが、プリントで木目も再現され、写真にすると結構、木製に見える。

M1921AC、ドラムマガジン付き。
各部は後で詳述するが、カッツコンペンセイター,フィン付きバレル,ドラムマガジン,バーチカルグリップと他に類の無い個性的なモデル。
M1921/03


左サイドの刻印と操作レバー類。
トンプソンの名と、製造を担当したコルトの名が刻まれている。
レバーは実銃が綾目ローレット(斜め十字型の溝)だと思われるが、これはグルーブ(立溝)である。
但し、マガジンキャッチもセフティも実銃通り可動する。
セレクターはコッキングの単発ガンなので、さすがに可動にはなっていない。
トリガーとセフティは金属パーツだ。
M1921/04


右サイドの刻印。
オートオーディエンスの名は(カー社が持っているが)現在も残っているようで、M1911クローンにこの名とロゴが付いた製品が見られる。
M1921/05

[M1921AC]
刻印によると、このモデルはM1921で、カッツコンペンセイター装着から、ACモデルのようである。
M1928でカッツコンペンセイターがついた、とするところもあるが、M1921にもこれが付いたACモデルが存在し、実物写真がある。
M1921は、一気に15000丁ほど作ったようだが、このシリアルが正しければこの最後期モデルという事になる。

M1921とM1928とは、ボルトのアクチュエーター(作動子とでも訳すべきだろうか?)重量、スプリング径が異なり、M1928の方が、連射速度が遅くなっているという。
あと、ストレートのフォアグリップ付きがM1928にはある(バーチカル・タイプのM1928もあるようだ)。

[各パーツの特徴]
バーチカル・グリップとフィンが再現されたバレル。
空冷フィンもその後姿を消し、逆にM1921,M1928の特徴的な形となった。
M1921/11


カッツコンペンセイター。
カッツは発明者の名で、コンペンセイターは均等にする、といった意。反動低減装置である。
上部に中心穴(銃腔)につながるスリット(溝)が切られ、ここから発射ガスが噴出し、銃口に下向きの力を加える。これで、発射の反動による銃口の跳ね上がりを低減する。
M1921/07


M1921もM1928も、サイトはLYMAN(ライマン)の調整式サイトが付いている。
これは近距離ではオープンサイトで、遠距離ではサイトを立てるとピープサイトが出てくる。
穴を開けた周囲はチェッカー(十字の溝)加工とし、光の反射を防いでいる。
M1928は海軍用のネービー、更にスリング取り付けを改良した陸軍用のA1があるが、A1にもライマンのプレス鋼板製固定サイト付きのものがあったのか、これが無可動実銃で日本にも入ってきているようだ。
m1921/09


ストックも実銃同様、ボタンを押して後方にスライドさせると外せる着脱式。
M1921/08


ドラム・マガジンも初期トンプソンの特徴の一つだが、これはP08のスネイルマガジンなどが参考になったように思う。
アリイのドラムマガジンは、上部斜めにBB弾を入れるスライド式の窓があり(写真右上)、ここから弾を入れて、マガジン前方のレバーをぜんまいを巻くように回してセット(実銃とここも同じだ!)する。
M1921/10


[1/6]
今回は、分量の関係もあり(これでも大きすぎると反省中)1/1と1/6の比較写真は割愛し、大きさの比較はトップのカットを参照していただくとして、以下1/6サブマシンガン達を紹介する。
まずトンプソンのバリエーションを。
上から下に、M1921,M1928,M1A1。
M1921はコンペンセイター,50連ドラムマガジン付き。
M1928はストレートのフォアグリップ,ボックスマガジン付き。
M1A1はコンペンセイター無し,固定サイト,簡易化されたセレクターとセフティ,ネジ止めのストックなどが再現されている。
M1921/31


ドラムマガジンつながりでソビエト連邦(現ロシア)のPPD34/38と。
M1921/32


それでは、トンプソンのバリエーション、競合モデルなどと一気に。

左上はM1921とMP18(P08と同じスネイルマガジンが正解ではないかと思うが、メーカーの表示に従うとこれは一応MP18、ご指摘があり注記追加しました)。
サブマシンガン創成期の2機種。
MP18はドイツ製で、トンプソンより先行したサブマシンガン。
右上はM1928とMP38。
どちらも左の機種から改良されたモデル。
MP38はアルミ製の機関部、折り畳み式ストックなど、大きな変更がなされたのに対し、それより10年前からそのままとはいえ、同時期に軍制式だったM1928の変更点は少ない。
左下はM1A1とM1928.
M1からは大きく省力化されている。ボルトを引くコッキングピースもM1928の上から、横に変更されている。
右下はM1A1とM3A1。
M1928の改良型M1A1も、その後のM3,M3A1(過去の記事)とは大きく異なる。
M3A1は、レシーバーの左右を溶接して張り合わせる独自の構成方法だが、形はMPシリーズを大きく意識しているように見える。
M1921/34


[開発期]
米陸軍兵器廠で准将だったJ・T・トンプソンが退役後、1917年に大株主兼チーフ・エンジニアに就任したオート・オーディナンス社(1916年ごろ設立)で、トンプソン・サブマシンガンは開発された。
これには異説もあり、1917年にトンプソン自身がオート・オーディナンスを創業した、という記述も見つかる。
代表取締役社長でなくても、大株主だから創業者でもいいのかもしれないが。
また、J・T・トンプソンには、1914年退役とも、1917年退役とも資料があるようだ。
J・T・トンプソンは、この前に一時レミントン(カテゴリあり)でも働いていたという。
ともかく、オート・オーディナンスでの当時最新の小火器の開発には、海軍中佐だったJ・ブリッシュも同じく退役して加わっていたという。
ブリッシュが考案(もとはVillar Perosa SMGというものらしい)したブリッシュ・プリンシプル(ブリッシュさんの原理)という遅延ブローバック機構をもとに、M1921は完成,M1928,M1928A1と改良が進む。
J・T・トンプソンはサブマシンガンが塹壕戦に最適だと考えたらしいが、第一次世界大戦は終結、そうこうするうちに世界恐慌、となり、軍用としての販売は順風満帆とはいかなかった。

[サブマシンガンの需要]
当時は「武器よさらば」で、第一次世界大戦後の厭戦気分が拡がっており、大量に弾丸をまき散らすこの新しいジャンルの武器を、積極的に購入して装備しようという雰囲気では無かったのだと思う。
米軍は制式ライフルより高いこれをごく少数購入したに止まったようだ。
トンプソンも製品が出来れば軍の採用は容易だと思っていたのか、再三働きかけを行ったものの、予算が出なかったのではないだろうか。
J・T・トンプソンは退役時准将である。J・ブリッシュも海軍中佐だった。
現代の日本ならそれこそ天下り宜しく影響力を発揮して無理やり購入させる、とかのイメージがあるのだが、そのあたりはドライだったのか、それとも昔のよしみ,つながりを無視しても、サブマシンガンなど備えたくなかったのだろうか。
M1928(海軍制式)となっても、M1928A1(陸軍制式)となっても、試験採用の域を出ず、少数が軍に渡ったのみだという記事もある。
しかし軍はともかく公用や民間!用では、サブマシンガンの需要があったようだ。
オート・オーディナンスは当初製造設備を持たなかったので、コルト社と製造契約を結び、M1921をいきなり一気に15000丁作ったらしい。
M1921は、約半数が警察,連邦捜査局BOI(=Bureau of Investigation FBIの前身),沿岸警備隊など各取締当局に、残りの大半は世界中に散った。

[シカゴ・タイプライター]
一説にはマフィアとFBIがこれで派手に撃ち合っていたというものもあるが、FBIの呼称は‘35年から、禁酒法の廃止は’33年で、マフィア全盛期が過ぎた大恐慌後、ということになる。するとM1921で撃ち合ったというのは奇妙な気もする。
実際はBOIが相手で、数も数丁が使用されただけでも、当時の最新兵器、話題としては非常に大きく、これが「シカゴ・タイプライター」の名で知られるもとになったのではないだろうか。
また、この間までの日本と違って、米国でギャングはアンダーグラウンドの勢力、堂々とマフィアですマシンガン下さいと買いにきたはずも無く、そして現在でも許可制だがフル・オートの個人所持が認められているようなので、オート・オーディナンスは責められるいわれも無かったのかも知れない。
だがやはり悪用されると大きな被害が出る兵器を作って売っていたのだから、販売,管理に配慮を欠いた、というそしりは免れない。
トンプソン・サブマシンガンのイメージダウンは避けられず、これも軍の採用に影響したとかしなかったとか。
ところが第二次世界大戦が始まると、トミーガンはドイツのMP38に対抗し得る武器として注目を集め、量産が追いつかなくなるほど製造に追いまくられ、コスト低減もあって改良型M1,M1A1へと進む。

[技術の変遷]
MP38は、テレスコピック(筒が組み合わされ伸縮する)タイプのスプリングハウジングがショックアブソーバ(緩衝装置)と遅延装置を兼ねており、トンプソンはH字型のパーツをかませた(ブリッシュ・プリンシプルの)遅延装置、後のM3グリースガンはボルト重量を極端に重くして発射サイクルを遅くしていた。
戦後は、これらの措置はとらず、連射速度は上がっているものが増え、M11イングラムなどはとうとう毎分1000発を超える。
こうなると制御が難しくなるが、今度はバースト(点射=一回引き金を引くと3発連射で止まる)機構などを盛り込んだものが登場するようになった。

そして削り出しのレシーバーに手間がかかったこともあって一時ボルトも円柱型が主流となり、MP38が多大な影響を及ぼしたのに対して、トンプソンの形は忘れ去られていくが、これも戦後になると角型ボルトにプレスの箱型フレームを組み合わせた方がスペース効率が良い、ということで再流行する。
UZIはマガジンをグリップ内に納めるレイアウトから全く違うもののイメージがあるが、角型ボルト、独立したフォアアームと初期にはついていた木製ストックが、トンプソンに近いコンセプトを感じさせる。
MP38系も、元のMP18では木製の一体型ストックに横出しマガジンであり、M1921の形は、ともかくライバルの登場当時よりは進んでいたのだと思う。

[トンプソンの功績]
トンプソンがライバルMP38,MP40に対し生産性などの点では遅れた設計で、改良も進んでおらず、差が開いていたのは否めない。
しかし問題は、連合国側でサブマシンガンの評価が低かったことで、軍用として省力化が進まなかったのは止むを得ない面もあると思う。

ドイツはサブマシンガンの効果を高く評価して、再軍備にあたりこれを重視し、機動力とも相まって大攻勢をかけられた。
一方で連合国は、ドイツに一方的にやられて(フランスに至っては占領されて)ようやく配備の必要性に気づいた。
この火急存亡の危機に、トンプソン・サブマシンガンが存在したことは米国,いや連合国にとって幸運だった。
製造が大変だとはいえ、製品としては既に長年使用され、軍でも試験が済んでいるものがあったのである。
まずフランスは3,000丁を注文、米国もここへきて大口の注文を出した。イギリスからも1940年には100,000丁の注文が出され、更にノルマンディーからは直接米兵の手に握られて戦列に並んだ。
最終的にトンプソンの名を持つ銃の生産数は、151万丁に上ったとか。
もちろんサブマシンガン、しかもトンプソンだけで戦ったのではないが、トミーガンは第二次世界大戦期の米軍兵士の頼もしい味方になった。

J・T・トンプソンは、ビッグビジネスになるアイデアに飛びついた、軍人を続けるには山っ気の多い一発屋だったのか、それとも20年も冷や飯を食わされても、サブマシンガンの可能性,必要性を信じ、下野して地道に営業を続けた憂国の士だったのか。
運だったにせよ必然だったにせよ、J・T・トンプソンはこの銃の名として後世に知られることとなった。

それでは。
M1921/06

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今回は、タナカから再販されたグロック G17のモデルガンを。
G17M/01


オーストリーのグロック社が作るG17、以前にガスブローバックガンをとり上げていた(過去の記事)が、今回タナカからモデルガンの再販があった。
そこでこのモデルガンを中心として、G17をもう一度やってみたい。何といってもグロック、好きなのである。
そのせいか、脱線(言いたいことを言わせてもらっている)故にか、また長いのだが、出来れば宜しくお付き合いを。

今回の主役、タナカのモデルガン版、G17 2nd(第二世代)オールHW(ヘビーウエイト樹脂)。
フレームもHWなので、ポリマーの感じとは少し違うが、重量は、ABS樹脂製の(取り扱い説明書に書いてある)460gから、560gくらいに増加しており、ずっしり感がある。単体では実物の760gには及ばないが、カートリッジは実物より重そうなので、フルロード(満装填)するとかなり近い重量となるのではないだろうか。
G17M/07


[タナカ G17の経緯]
タナカのグロックは、まずモデルガンから、G17-2ndで始まり、G18、そしてG17-3rdときて、次からガスブローバック(エアーソフトガン)になり、G17-3rd、G17-2ndが逆の順でモデルアップされてきたようだ。
モデルガンのG17は、HWスライド+ABSフレームから、ABSスライド+HWフレームへと変わり(初期に総ABSもあったかも知れない)、グリップにはラバーが別部品で貼られていた。
今回のものは、ここも一体成形のHW樹脂となっている。
更に、タナカのG17(当時まだG18が無かった)を元に、CAWでG18Cが作られたようだ。
更に更にエアガンではG34(3rd),そしてG31(G17の357SIG使用モデル),G31Cが存在したという(2ndと3rdの比較は、下で)。
テイクダウン用ラッチの溝は、今回のものは溝2つ=突起3つの形。これは実物でも存在するようだ。
グロックロゴもしっかり再現されている。
トリガー(引き金)はスムース(MGCはステップド=段付き)タイプが付いている。
実はこのあと3rdも出るという。

[カートリッジ]
タナカ G17のカートリッジは同社のUSP,P220,P226等一連の9mmパラベラム(ルガー 9×19mm)弾使用モデルと共通のもの。

G17には5発付属しているが、マガジンにフル・ロード(満装填)しようとすると12発不足する。
カートリッジは15発入りの箱がある。
カートリッジの頭はアルミでシルバーチップを彷彿とさせる。
モデルガン再販に際して、カートも再生産されたが、今回から価格が上がっているとか。
これは販売店さんの好意?で、在庫を旧価格でいただいた。
G17M/10


9mmパラベラムのカートリッジは社外品でダミーカートリッジも出ている。
マガジンに入っているものはソリッド(中身も一体で詰まっている)タイプ。
マガジンは、薄い鋼板が入っているが軽い。これは実物も同様だと思うが、スチール製のそれとは比較にならない。
次(左から2番目)は純正、そして銅の弾頭が付いたものがマルベリーフィールドのバネ入りダミーカート、次は出所不明のフルメタル(銀色)ジャケット、次もダミーだが、アルミの弾頭がゴムリングで止まっている。これにはプライマー(後部の打撃するところ)が無い。
最後の2つは実物の空薬莢。
純正カートなどが、作動を確実にするためかリムの削りが大きめ、実物の方が、ケースの強度,内容量を稼ぐためか小さくなっている。
これには素材の強度も関係していると思われ、実物は青銅でかつ熱処理されているのか、薄く,硬度が高く、チーンと澄んだいい音がする。
G17M/11



[リアル ストライカー]
タナカ モデルガンのG17では、実物同様の、ストライカー式撃発方式が再現されている。
これはファイアリングピンが打撃力発生部を兼用しており、直接バネで押されて直線運動し、プライマーを叩くというもの。
ガスブローバックでは、グロック(とそのそっくりさん)は、回転運動するハンマーで叩く、ハンマー式となっている。

またコック(ハーフコック)されないと前進しないトリガーも再現されており、実物通り少しスライド後退させるとトリガーがセットされ後退する。
この位置ではファイアリングピンは行程の途中で、このあとトリガーを引くと更に後退してから解放され、前進して撃発する。
下の写真 上がトリガーがセット=ハーフコックされた状態。
発射後、少しのリーチ(行程)でSA(シングルアクション)となって撃発するメカは再現されているようだが、そこからトリガーを戻しても、ほとんど圧力がかかっていないような。
トリガープル(引き)も軽く、ストライカーが叩く音も小さめで、撃発するのか心配になるが、これはストライカーが分割され、リターン(戻し)のスプリングもあるためだと思う。

スライドの動きもついでに。
発火時はスライドが後退してから、だが、バレルがチルト(傾く),ショートリコイルするのも再現されている。
G17M/13


スライド内部の説明の前に、同じくタナカのモデルガン、P220と比較。
G17M/08


両者はオートマチックセフティ,センターファイア方式のファイアリングピンが再現されている。
下の写真、青で示したものがオートマチックセフティ。
これがトリガーを引ききるまでファイアリングピンをブロックしている。
赤で示したものがファイアリングピン(ヘッド=プライマーを叩く部分)。
グロックの場合、スライド後方(ファイアリングピンヘッドの延長線上)に頭を出しているところをトリガー・バーがひっかけて後退させ、これを離して撃発させる。
ファイアリングピンヘッド部は、P220は円形だが、グロックのものは実物と少し異なり、角型になっている。
(実物はもっと先が尖ったように細い。上のほうの写真の、実物カートリッジケースの底、プライマーの中心に打刻跡がある)。
バレルも分解ついでに並べて、チャンバー(薬室=カートリッジが入るところ)を比較。
P220では、ここに金属パーツを被せているが、より薄いグロックではこれが不可能だったようだ。
G17はスライド前方のリコイルスプリングが当たるところも薄く、強度確保が難しそうだ。

ちなみにタナカ G17の分解はシンプルなのだが、スライドが進まないことがあった。このときはスプリングガイドの位置がずれて下に移動していたので、ガイド棒を引いて少し上のバレルの突起に引っかけると分解できた。
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他の機種でフレーム後部の比較を。
タナカ以外はハンマー内蔵。
ガスガンは結構内部も似せようと努力しており、シグマはトリガー・バーに(実際には機能しないが)オートマチックセフティ(自動式安全装置)を押す部分もついている。
G17M/05


更にシグマは、スライドの後部にダミーのストライカーまで(モールドだが)再現されている。
KSCは、機能を優先する事にしたのか、この部分にハンマー作動を助ける倒立式レバーがついている。
G17M/06



[更に各モデルとの比較]
タナカのG17には、ストックをつけるときに使う穴も開けられている。
タナカ(左)とMGCのグリップ後部。
G17M/04


次はMGCの2nd(ガスガン)も加えてサイトの比較。
MGCが最も白線が太く、KSCが最も細め(特に縦線部分)。
G17M/03


フレームのシボ(凹凸加工)も各社で違う。
タナカが最も細かく、MGCが最も大きめ、KSCはその中間となっている。
G17M/15


基本的な事が最後の方になってしまったが、KSCのガスガン、3rdとタナカ 2ndで比較。
3rdはフレーム前方にライトなどを付けるピカティニーレールを装備、グリップ前部にはフィンガーレスト(指掛けの突起)、グリップ側方にもフィンガーレスト(これは親指の為のくぼみ、上の写真のほうが見やすい)を持つ。
G17M/02


これは、2ndと3rdの差ではないが、スライドとバレルの段差が違う(下の→部分)。
KSCはガスブローバックでインナーバレルが固定されアウターバレルが実物同様に動かせるのだが、タナカはモデルガンで疑似ショートリコイルとせざるを得ないため。
モデルガンでは、リアルショートリコイルの形式にするにはブローバック、撃発ガスの力でスライドを後退させ、再装填させるメカニズムを殺さなければいけない。
こういう模型のジレンマは、常に多かれ少なかれ存在する。
実物と全く同じものは、実物しかない。
模型として作動させるもの、ダミーとするもの、又はカートリッジを使えなくする(代わりにBB弾は撃てる)もの、それぞれが実物を持たない我々に異なる側面を見せてくれるし、今、敢えてモデルガンを再生産した意義(需要)も、そこにあるのだと思う。
例えばその代わりに、タナカ モデルガンでは近年のガスブローバックガンではダミーのエキストラクター(カートリッジを引き抜くパーツ、そもそもカートリッジを使わない)をライブ(実物と同じ作動)としている(この写真のスライド横のパーツ)。
G17M/14


[正義の銃]
グロックは登場当時、映画でよく主役と対峙する役、ヒール(悪役)に使われることがあった。
そのあとグロックが米国内で警察関係にも普及すると、ヒーロー用の小道具に「昇格」した。
これはこれで、良い悪いの問題では無いのだが、正義の味方の象徴、という扱い方にまでなると、「悪魔の銃」(AK47過去の記事)より深刻かつ重大な問題を持っていると思う。

武力は社会の秩序に寄与するというポジティブな面があるとしても、使用すれば人を傷つける可能性という、ネガティブな面もある。
更に、その有効な部分についても、やはり武力は止むを得ない手段に過ぎず、もちろん使わなくて済むならその方が望ましい、消極的な?有用性しか持ち得ないものではないか。

そして「悪魔」は言い訳のしようも無い、否定的表現だが、「正義」はプラスのみ、といったイメージを持ち、物事を美化して、正しいという信条,信念の上に強制力を行使してしまう恐れがある。
「正義」という表現は非常に危険で、適用には一時の感情を廃した、慎重な検討が必要なものであり、安易に良くも悪くも用いられるモノにつけるべきではないと思う。

「正義」自体でも、気をつけなくてはならないのは、一方の主張する「正義」が、見方を変えると通用しない場合がある、いやむしろ、この相克が紛争の根源となる場合も少なくないことである。
また、英語のJusticeを正義と訳しているが、公平といった相対的意味合いのあるこの語と、日本語の、我々が信じている?真理に基づく正義には、少し違いがあるように思う。
つまり、単に立場,信条の違いだけでなく、元々それぞれが違うモノサシで計っているのではないか。

イラク戦争開始時に米国が主張した「正義」、ミャンマー民主化要求デモ制圧時の軍事政権の「正義」、天安門事件で、チベット独立問題で、中国政府,民衆が訴えている「正義」、を今我々はどう見ているだろうか。
ロールズの正義論では、公正としての正義の第一原理として、各人には基本的自由に対する平等の権利があること、とされており、これでいくと上記のような事案は要件を満たしているか疑問があるが、少なくとも当事者達は(表向きだけかも知れないが)「非道な悪行」を行おうとは考えていない、あるいはいなかったはずである。
議論するにしても、まず両者の「正義」がどのくらいかけ離れているかを計ることから、かもしれない。

ここで以前、閣僚や裁判官の示すべき正義について僭越ながら論じたことがあるが、この問題は責任の範囲,軽重などに違いはあっても、やはり個人でも行動に際し真剣に考えるべき問題だと思う。

少し話は変わるが、チベット独立要求デモ弾圧問題の報道を見ていて思ったことがある。
何故中国政府は軍事力を過剰に思えるほど増強し続けるのか、もしかすると、外からの脅威や外に向かって攻める準備として必要なのではなく、内への威圧力として、つまり体制維持の為に、これだけやらないと危険(不安)なのかも知れない。
いつもに増しての脱線、主義主張にお付き合い頂いた方には感謝したい。
そしてもし気分を害された方がいればお詫びする。

最後になったが、1/6モデルは前回と同じ金属製のものを使っており、この情報を求めて来られた方には申し訳無いが、前回の記事(過去の記事)を参照されたい。
以前に取り上げたモデルも、随時新ネタが補給されたらアップする予定。

それでは今回はここらへんで。
G17M/16


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今回は、マルゼンのエアーコッキングガン、CA870を。
CA870/01


[概要]
CA870はマルゼンオリジナルのモデル。
外観は、レミントンのM870をベースに(ほぼそのままに再現)している。
但し、同社はM870も別にモデルアップしているように、CA870には違う機構を盛り込んでいる。
マルゼンでは、ステアーSSGを模した外観で、実射機能を優先して作ったエアーコッキングライフル、APS2があり、これは一時期手動式の代表的なモデルと呼ばれるほどの人気機種となっている。

CA870は、レシーバー(機関部)の下にボックスマガジン(箱型弾倉)を持ち、フォアアーム(先台)をスライドさせてピストンを引き、スプリングを圧縮させるエアーコッキング式。
同社のM870がカートリッジにBB弾を詰めて使うライブカート式なのに対し、BB弾だけが供給されるマガジン(下で詳述)を持つ。
そして一度に多数の弾を発射するショットガンとは違い、ライフルと同じく単発発射のモデルとなっており、このためか名称もCAという独自の型式が与えられている。
このCAというのは、もしかするとコッキング・エアーからきているのでは。

レシーバー左側の刻印。CA870とシリアルナンバー(製造番号)?メーカーや使用(BB)弾まで刻印で記載されている。
CA870/06


[構成]
CA870は、内部にダイカスト製のフレームがあり、高い剛性を持っている。
CA870/15


エジェクションポート(排莢口)は別部品となっているが、ガスシリンダーが入る関係上開かない。
CA870/12


機構的にはシンプルなのだが、ポンプアクション(スライド)は、コッキングして元の位置まで戻るとロックされ、動かないようにしてある。
おそらくフォアアームをロックしないと、ピストン(+前進用のスプリング)が後退位置で止まっている為、何らかの要因で後退してしまうからではないだろうか。
そうすると、推進力がフォアアームにもかかって速度が下がるうえ、フォアアームの前進という、射手の予期しない動きが事故などをひき起こす恐れもある故の配慮だと思う。
また、引き金を引いたままポンプアクションを繰り返しても、発射されず、毎回トリガーを引き直す、一種のディスコネクタ(自動装填式のトリガ-シア間の断続器?)機能を有した仕様になっている。

この内部構造は、ほとんどAPSのものだという。
トリガーシステムもAPSと同様のもので、軽い操作を可能にしている。
セフティは、トリガー後方にボタン式のものがつく。
写真の赤い印が覗くものがそれ。
トリガーガード前方のローディング用レバーは、構造が違うのでダミーとなっているが、別部品だ。
CA870/07


[バリエーション]
マルゼンでは、ガスのカート式でポンプアクション(手動式)のガスショットガンとしてM870、自動装填式のM1100があり、これらとCA870ではストックなどが共通である。
そして、M870とは外側ボディまで共通のものが使えるとか。
CA870としては、標準的なフルサイズのストック付き、これを短く切ったという想定のソウドオフ(鋸で切った仕様)、ピストルグリップとフォールディング(折り畳み)ストック付きのフォールド、ピストルグリップに光学照準機器を載せるレールと、ダットサイトを装備したCQB(近接戦闘仕様)、M16系のテレスコピックタイプ(伸縮式)のストックとピストルグリップを装備したチャージャーなど幅広いバリエーションがある。
外装は、同社得意のグラスファイバーを混入して補強した樹脂で、少し薄めの灰色がかった、ガラス繊維の流れが見えるもの。
これが、バレル,レシーバー外側,ピストルグリップに使われている。
これに対し、フォアアームとグリップ(オリジナル状態)は茶色の樹脂になっている。

今回入手したのは、ソウドオフモデル。これに同社の別バリエーションのピストルグリップをつけている。
ピストルグリップの上部の穴は、フォールディングストック取り付け用のもの。
後方のボルト一本で交換可能なので、色々付け替えて楽しめる。
CA870/02

これがノーマル状態。マガジンも違うが、それについては下で。
CA870/03


[マガジン]
本来ならカートリッジが入るチューブマガジン(バレルの下、フォアアーム中心部)の中は空洞で、使用されていない。
レシーバー内に納まるサイズで、カートリッジのエレベーターを模したマガジンが、G&Pから発売されており、これを付けてみた。
このG&P製ショートマガジン(No GP453)は、前後の突起で止め、外すときは底側のリリースボタンをスライドさせ、後ろの突起を引っ込めて抜く。
装填数は22発。
CA870/04


純正のマガジン。ちょっとアサルトライフルっぽい。
純正マガジンでは、下に張り出した形で付くことを逆に利用して、両横にキャッチリリースボタンを付けている。
このマガジン、形は箱型だが、弾は上から下へときたのち、90度回って横に進み、更に曲がって上に向くようにバネが入る(弾はどこまで来るのか知らないが)。
CA870/05


G&P製ショート(左)と純正(右)のマガジン。
マガジン上部にはスプリングのストッパが見える。
これをマイナスドライバーで回転させると、スプリングとフォロアー(弾送りの部品)が抜ける。
G&P製は横向きまでだが、写真のように外観はM870と同じようになる。
CA870/13


[サイト]
このモデルには、サイトが無い。もともとショットガンでは、リアサイトも無いものがあったが、バレルを切断した、という想定からか、サイトは付いておらず、マウントレール装備モデルや、ストック上にレールが付いたものを使う必要がある。
マズル(銃口)のアップ。
CA870/08


今回紹介したものは、中古入手だが、サイトはまだ付けていない。
ゲームで使う予定も無いし、やはりショットガンのスタイルなので、無くてもいいか、とも思う。

レシーバーのトップ部分にはいわゆるサイトは無いが、グルーブ(溝)が彫られ、これとバレルを目安に撃つことになる。
CA870/16


[ゲーム用の実用品]
CA870は、ゲーム用として高く評価されていて、短く取り回しやすいサイズと命中率、そして操作が軽く素早く行えることが利点だという。
フルサイズのAPSでは走り回ったりすると(特に室内では)取り回しに困る。そしてボルトは回転させてからスライドする必要があり、更にボルトアクションライフルの形式では、通常トリガーを引く、右手を使ってこれを行うようになっている。
その点、ポンプアクションはウイークハンド(利き手でない側、しかも左右の利き手に関係なし)で操作し、しかもスライドさせるだけだ。

[1/6]
今回の1/6は、もちろんレミントンのM870を模したもので、少々バレルが長いが、ソウドオフされたバレルとピストルグリップを持つもの。
単品購入だが、これにはショットシェル(弾)とそれを入れるポーチがついてきた。
CA870/10


[1=最適当価格説]
マルゼンの考えた、APSの機能とM870の外観,操作との融合は、高いパフォーマンスを実現、APS同様、ロングセラーの定番として、揺ぎ無い地位を築いている。
特にコストパフォーマンスは群を抜いており、少し前にちょっと登場させたBWCのS&W M&Pと同等の価格である。

コストといえば、我々は普段買っている商品について、どれくらいがコストでどれくらいが儲けなのか、という事を良く考えると思う。
しかし、実はコストは日々刻々と変化しており、またどこまでをその商品のコストとみなすかも難しい。
更にこれから作る商品(製品,サービス)だと、なかなか確実な予測は出来ないと思う。
このコストの“不確実性”(ガルブレイスだ)は、金額の差を生む、最も大きな要素ではないだろうか。
そして、これから作る商品について、予測が困難な場合の提示価格、いちばんの“いいかげん価格”は、“一本”=1万円,10万円,100万円(!)ではないかと思う。
このことは他業種の友人とも確認し合ってみたのだが、適当な値付けの場合、”一本”という見積もりが、最も多いように感じられる。
もちろん、これに若干色をつけて9800円などにする場合もあるが。
値付けする側の言い分では、キリのいい価格は、消費者の心理から“買いやすい”からだというが、これは言い訳っぽい。
需要と供給の曲線が一桁ごとに階段状になっている、という経済学者の研究があるのだろうか。
消費者心理説は全くのデタラメではないが、ポッキリ価格の効果は2万円にも3万円にも言えることではないかと思う。つまり1だけ特別では無いように思うのだ。
そして、この場合の不確実性を見込んだ増額分は、たとえば3万円の場合、2万以上3万未満の1万円以内という精度で見積もっていると思う。
もっといえば、何かの根拠がなければ、3に設定する可能性は低いと思う。
ところが、1×(10の何乗か)の場合の不確実性を見込んだ増額分は、提示価格の約5~9割を占める確率が、無視できないレベルで存在するのではないかと思うのである。
1でなければ、次には5を設定するか、もっと大雑把に10にいってしまっている臭いが感じられるのだ。
また、既にその商品について相場がある場合や、しっかり原価計算が出来て算出している場合もあるが、その精度が高い程、普通細かい端数がつくはずだ。
1万円にキリ良く納まる確率は、一円単位で計算しているなら1/10000である。
そして、販売戦略として利益を削ってキリ良く納めた、という場合でも、やはり上の桁を揃えるより下の桁を何桁切り捨てられるか、であろう。
もちろん100円ショップのように生産側が、最初からキリのいい数字で売れるよう、原価計算して調整する場合もあるが。
もっとも、いいかげんにしか見積もれない要求を出しているから、ぼったくられるのだが。

と、思い切り脱線させてもらったところで、今回はここらへんで失礼。
コッキングの製品も、今後はもっと取り上げていきたいとも思っているので、また宜しく。
それでは。
CA870/21

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まとめ

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