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今回は、ダブルバレル(2連銃身)のソウドオフショットガンを。
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[概要]
'79年の映画「マッドマックス」は、近未来の警察と暴走族の戦いを
描いた映画で、ハドソン産業はその中でメル・ギブソン演じる主人公
マックスが使用していた銃をトイガン化した。

これはサイドバイサイドのボックスロックソウドオフショットガン
(水平2連中折れ式のハンマー内蔵式切り詰め散弾銃)
で、名前もずばりマッドマックスである。

今回は、まずハドソンのモデルを紹介、そこから水平二連の起源や
ソウドオフについて、と進めていきたい。

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マッドマックスつながり、ということで、アルパインスターの
ハイポイントブーツと。

[バリエーション]
ハドソンでは、1983年モデルガンでこれを発売、後にバレル(銃身)を
延ばし、ストック(銃床)も付けたモデルをダブルバレルショットガン
としてバリエーション展開、更にガスガンにリメイクされ、表面仕上げも
ブラックのほか、メタルフィニッシュや今回登場の限定版、フレーム
(レシーバー=機関部)シルバーモデルがあった。

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素材は主にABS、フォアアームとピストルグリップはスタンダードのプラ製
とデラックスの木製が用意され、これには以前パーツで入手していた木製
ストック,フォアアーム(先台)を取り付けてみている。

木材は少し目が粗めの明るい色のもので、ウォールナットというより
チーク系のイメージだ。

この木製パーツ、少し大きいようだが、最初から木製パーツ付きの画像を
見ても同じような取り付けになっている。

同じ木製ストックでも、エアガン版はグリップ側面の削りが少し異なり、
構造から内部も違いがあるかもしれない。

[発火形式]
この発火システムが少し変わっており、カートリッジにはキャップ火薬が
3つ装填できるが、このうち2つしか発火しないという。
バレルを覗くと、ファイアリングピンは3つあり、そのうち一つがわざと
発火しないよう短くされているようだ。
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発売当初のGun誌情報によると、発火音がうるさすぎるので急遽1発
減らしたとか。
もしかすると強度のため、安全確保したのでは、とも思えるが。

[モデルアップ]
映画で使われたのはサベージ社の311Aというモデルらしい。
サベージはコルトM1911採用時に、拳銃も作ってトライアルに参加していた
老舗、ライフルでも有名だが、現在も水平二連、ポンプアクションの
各ショットガンを販売している。

さて、ハドソンがモデルアップしたものは、このサベージ製311Aとは
少し形状が違う。
そして、レシーバー横に、菱形のロゴマークが再現され,「EUROPEAN TYP
BOX LOCK」と表記されている。

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ボックスロックは、ウエストリーリチャーズ(Westly-Riechards)社の
機構をもとに、そこにいた2人のガンスミス、AnsonとDeelyにより開発された、
ハンマレスダブルバレルショットガンでは一般的な構造、とのこと。

「ヨーロピンタイプ」なので、欧州一般のボックスロック型、として
オリジナルの形状かもしれないのだが、もしかするとウエストリーリチャーズ
は英国の会社なので、ハドソンは正にこれをベースにしたのかも知れない。

ともかく、この当時ショットガンのモデルガンといえばMGCの2丁くらいで、
正に「他が作らないモデルを狙う」ハドソンらしいモデルである。
またハドソンは後にキャラクター商品を展開するが、その第一号でも
あったように思う。

[サイドバイサイド]
サイドバイサイド=水平二連の形式は、かなり起源が古いものと思われる。
水平に銃身が並ぶ形は、旧式の発火方式に向いていたと思える。

雷管が発明されるまで、何らかの形で火(火花)を火薬に直接当てて着火
していたのだが、火蓋が開くと火薬がこぼれるので、ここが上を
向かなければいけない。
無理なく連発にするには、メカを左右対称の形とし、バレルを水平に2つ
並べるのが手っ取り早い。

その後、雷管を使うパーカッション式となり、そして火薬,雷管,弾丸を
一つのケースに納めたカートリッジ式になる。
このカートリッジを使う方式として、中折れが考えられ、これはリボルバー
にも適用されるが、ショットガンでは今も生き残る、シンプルな上下、水平
二連のものが出来たようである。

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マルシンのS&W No3モデル(右上)と。

さて、水平二連式は、上下二連式に比べ開口部両側面が覆われていない
ので、強度的には劣るものの、軽くコンパクト、というのが最大の
利点で、それは小型化するためにソウドオフするなら、やはり
重視されるポイントである。

見ていただけばわかるとおり、水平二連銃はレシーバーもコンパクトで、
ポンプアクションなどより短くしやすい。

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マルゼンのCA870(左)と。ポンプアクションの機関部の長さが、
そのまま全長の違いになっている印象である。

[ボックスロック]
水平二連ショットガンは、当初のハンマー露出式から、中折れ動作で
ハンマーをコッキングする、上記のボックスロックという方式の
ハンマー内臓型に変化して、今回登場させたモデルに至ったようである。

このダブルバレルショットガンは、複数のメーカーから同じ形式で
作られており、リリース用のレバーなども同じ操作のものがある。

操作系としてはリリースレバーとトリガー2つ、そして敢えて挙げるなら
バレルが排莢,ハンマーコッキングに関わるが、それでもシンプルだ。

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機関部を開くには、グリップ上部のレバーを後方上部から見て右に押し、
バレルを下に倒せば空のシェルが排出され(ショットガンの場合、
カートリッジのケースはショットシェルと呼ばれる)、内臓ハンマーが
コッキングされる。
レバーの後ろにあるのがセフティで、中央にあるので左右どちらの手でも
操作可能だ。

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トリガー(引き金)は両引きとよばれる2つ有る形で、左右それぞれの
バレルに呼応している。
トリガーは前後だけでなく左右にもずれており、これは右手で引くなら
引きやすく出来ている。

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[ソウドオフ]
ソウドオフとは、そのまま直訳のとおり、鋸で挽き切った、という意味で、
通常米国では16インチ以上?のバレル長、そしてストックの装着が
ショットガンには義務付けられているが、これを前後切り詰め、短銃身,
ストック無しとしたものである。

これは昔ギャングがソウドオフした銃を悪用したため、禁止になった
ようである。
もちろん、切る目的はコンシールド、つまり隠し持ち易いようにする為だ。

更に分解は容易なので、もっと小さくして持ち歩くことも出来る。

このモデルガンでも実物同様フォアアーム(先台)のレバーを操作して
外すと、このように3つに分解できる。

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[ショットガンの扱い]
銃器の規制が緩やかな米国においても、ソウドオフショットガンは規制の
対象なので、最近トーラスなどが散弾を使う拳銃を作っているが、
法に触れないようにバレルには一応ライフリングが切られているという。

逆に日本では、ショットガンの所持は比較的制限が少ないので、ライフルの
ライフリングを半分にして、半分はスムーズボア(つまり単なる筒)とし、
ショットガンとして所持許可を得るケースがあるようだ。

以前雑誌で見かけたものだが、ブラジルでは、38口径以上は所持ができない
のに対し、ショットガンの小型化には規制が無かったらしく、散弾を撃つ
拳銃が売られていたようだ。

拳銃用でも、蛇を撃つためのショットシェルが売られており、バレルの
ライフリングが有るか無いかなど、あまり関係ないように思われるのだが。

[1/6]
今回の1/6は、最近香港でZCガールというフィギュアを作っているところが、
「ZCワールドファイアーアームズコレクション」として、銃だけを2つ
セットで販売しだしたもの。

このモデルは、バレルは長短あって短いものでもマッドマックスより若干
長く、また前後サイトが付けられており、マッドマックスを再現した
のではないようである。

長いバレルのものを2つ入手したので、モデルガンに合わせカットしてみた。
マズル(銃口)はハンドドリルで開け直している。フレームのひし形の模様は
同じなので、元のモデルはハドソンマッドマックスと同じかもしれない。

リリースレバーが可動、中折れも出来、側面に凹凸が再現された
ショットシェルが(ちょっと細いが)薬室に装填できる。

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それでは今回はこのへんで。

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まとめ

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