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今回はMGCプラスチックモデルガンの第二回、カスタムフェア,
ニューモデル5企画の各モデルから。
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[ニューポリスパイソン シルバーモデル]
1979年に、MGCは従来の機種を使ったたくさんのカスタムモデルを
限定数生産,販売するカスタムフェアを企画した。
この企画ではGM4(ナショナルマッチ),M2カービンなど後にレギュラー
化するモデル、WWⅡ記念ガバメントや、コンバットカスタム、SIG210-5
ターゲット、ウッズマンヘビーバレル、M16A1の刻印,小変更版、M655
カービンなどが作られたが、他にもニッケルメッキを施したモデル群が
存在した。
これはそのメッキモデル。
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[コルト ナショナルマッチゴールドカップ(GM4)] 
独自のアレンジがされているが、当時としては作動性が良かった人気
モデルのGM2をベースとし、高級カスタムモデルとして、カスタム
フェアの一環として作られ、更にこれをベースとしたコンバットカスタムも
発売された。ブローバック(火薬による排莢,次弾装填 以下BLK)モデル。
好評に応えこれが標準化し、ショートリコイル(バレル=銃身が少し
スライドと共に後退する閉鎖形式)の新型(GM5)の登場後はキット化
され廉価で販売された。1979年発売。
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画像のモデルは、ハンマー,メインスプリングハウジングが交換されている。

[S&W M59]
ダブルカーラムマガジン(複列弾倉)にDA(ダブルアクション)、
デコッキング式セフティ(ハンマーを落とす安全装置)など、当時
最新鋭のメカを満載し、豪華な発泡スチロール製ケースに入ったカスタム
扱いの高級モデルとして登場した。
メカはオリジナル色が強く、シンプルBLKに改められ、オープンカート式
ではあるが、MGキャップ仕様で作動性も良く、MGCのこなれた設計,製造
能力を伺わせる作品。
チャンバー(薬室)には銀のシール(後にバレルごとメッキ)、スライド
は艶消し(金型にブラスト処理)、フレームは艶有りとして素材の違いも
表現しようとしたと見られるなど、細かい作り込みもなされている。
メッキでハーフ,オールシルバー版のほか、コンバットカスタムが
WAによって作られ、後にヘビーウエイト樹脂(HW)でM459化された。
M59は1979年末発表、1980年発売と思われる。
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[U.S.(ウィンチェスター)M2カービン] 
これもカスタムフェアのひとつで、M1カービンをフルオート可能、30連
マガジン化したカスタムだったが、後にレギュラー化した。1979年から
1980年の発売と思われる。
これは少数作られたというCP版。
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[S&W M76] 
長物としてはM1カービンがあるが、SMG(サブマシンガン)としてはABS
製で初のモデル。
実物はカールグスタフを参考にS&Wが作ったもの。マイナー機種だがM59
とカートを共用し、S&Wつながりで売る作戦だったようだ。1980年発売。
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[S&W M39] 
M59のスライドを使ったシングルマガジンバージョン。これもHW化され、
M439も後に作られた。20周年記念として、ニューモデル5という5機種の
同時開発(レミントン M31RS,S&W M39,コルト ガバメント(GM5),
イングラムM11,ワルサー P5)企画の第一弾として1980年11月、氷川丸
でのモデルガン・フェスティバル上で発売。
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[イングラムM11] 
M76と同じSMGでも、拳銃サイズのコンパクトさから人気の高いモデル
となった。ニューモデル5の第二弾として1981年発売。
当初はフルセットで出たが、後にキット化、HW化など改良され、
作り続けられた。
.380型の5mmキャップ仕様小型カートとボルトの軽量さから、点射でも
5,6発出る超高速BLKが売り。
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[レミントン M31RS]
金属モデルガンで人気だったM31が規制により消えたため、ABSで復活した
モデル。TV「西部警察」での使用からピストルグリップ付きも発売、高い
人気を得た。ニューモデル5の3番目として1981年発売。
カートリッジは5mmキャップ2つを使用する形に改められている。
RSはライオット・ショットガン=暴徒鎮圧用散弾銃で、看守やポリスカー
の装備用モデル。一般に短銃身のポンプアクションショットガンを指す。
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[CPカート] 
好評のマルシン社プラグファイヤー(PFC)形式を参考に、上下を逆転
させた構造でパテント回避したカート。それまでのオープンカートより
高価になり、また発射音も小さくなるが、ピストン,シリンダー部が
カート側にあり、汚れたデトネーター(前撃針とピストンを兼ねた
パーツ)による閉鎖不良が起こりにくいため連続発射性に優れる。
1981年発表され、順次従来モデルを改修して適応させた。
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[コルト ガバメント(GM5)]
それまでのガバメントモデルが短いグリップフレームだったのに対し、
フルサイズかつ擬似ショートリコイルも組み込みリアル化を図って
リニューアルしたもの。ニューモデル5の4番目。
この後、このモデルをベースに各種カスタムやバリエーションが作られた。
カートは実物より小さなスモールカートで、当初オープンカート、後に
CP化された。

[H&K VP70] 
実銃はH&Kの野心作で、シンプルブローバックとDAオンリーで廉価、
ストックを取り付けるとバースト(3発連続発射)できるモデル。
モデルガンでもストックが開発されたが、調整が困難だったのかストック
はジャンク扱いで出た。1981年11月、氷川丸のモデルガンフェスティバル
(第三回)で発表。発売は1982年と思われる。
製造終了後TVゲームで使用されたため一時プレミアが付き、タニオコバ
は完成させられなかったという思いもあったのかガスガンを新規製作して
いる。
初期モデルは濃い紫色のスライド成形色(下の画像参照)。
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[組み立てキットモデル]
MGCは創立当初からワルサーVPをキット販売していたらしいが、ABS製の
キットは1982年から、マルシンのキットに対抗する形でシリーズ化された。
キットにはM59,ウッズマン,44マグナムなどのほか、イングラムM11,
S&W M76など長物もラインナップし、後にキット専用(一部組み立て後
販売)のベレッタM12Sなどもあった。

[コルト M16] 
M16は金属モデルガンがあったが、MGCでは新たにABS化し、従来
モデルよりリアルな形状,機構を採用した。
A1,M725などの他、バリエーションとして長さ,ストックの違い、
ボルトフォアードアシスト(BFA)の有無など多様なモデルが出た。
M654はエアフォース(BFA無し)バージョンとされているが、輸出
モデルだったという。後にM4も登場し、この型がWAのガスガンに使用
される。ABS製M16A1は1982年発売。
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画像はM654。

[デトニクス45オート]
実銃は話題の割に余り売れなかったようだが、日本では大ヒットし、
現在もガスガンがマルイから出ている。
少しマガジン部が長いが、CPショートリコイルガバ(GM5)をベースと
しているだけに完成度は高い。
'83年発売当初からハーフシルバー,オールシルバー版などが用意され、
HW化もされた。
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[シグ/ザウエル P220]
実銃はSIGがSAUERと組んで次期スイス軍用だけでなく、対米輸出を
見込んで開発した意欲作。登場当時の注目度は高くなかったが、
日本では自衛隊が採用し話題となった。
MGCでも、自衛隊刻印を入れたバージョンを製作している。
1983年発売。開発者の小林太三は、ニューモデル5で実現しなかった
P5の替わり、との位置づけだったと語っている。
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[S&W M586] 
実銃はM19系の強度不足、M28系のゴツすぎる点を改善し、パイソンの
フルラグバレル(錘付き銃身)を取り入れ、究極を目指したモデル。
コクサイ,マルシンとの競作となったが、MGCでは4,6インチに加え、
2.5,3インチとポートを開けたキャリーコンプカスタムを作り、人気を
得た。1984年発売。
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画像は2.5インチ(左上はキャリーコンプと)モデル。

[独走から競合の時代へ]
今回のモデルが登場した時期、マルシン工業がプラスチックモデルガン
に参入、ワルサーP38やブローニングハイパワーで、プラグファイアー
カートや疑似ショートリコイルなどの新機構を開発、またMGCと競作と
なったS&W M39では、よりリアルな内部構造の再現にも取組み、更に
キット販売を展開し大きくシェアを伸ばした。

GM2,ハイパト41の時代からMGCをコピーした製品を作っていた
国際産業も、ローマン,トルーパーではMGCのコピーから脱却し、より
リアル志向を見せ、後にS&W M19,M10などKフレームシリーズでは
”リボルバーのコクサイ”と呼ばれるまでになった。
更にABSの表面にメッキ後、黒く色づけした”メタルフィニッシュ”を
採用、よりリアルな”鉄の肌”を各社が追求する契機になった。

他には東京マルイも”造るモデルガン”を展開、その後電動エアガンを
開発、モデルガンからエアガンへの移行を促す流れの一翼を担った。

市場は拡大し、金属モデルガンを凌ぐ存在になっていったが、MGCは
パイオニア,リーディングカンパニーの立場から、機構的にもキット
販売の形態でも”追従”する側に回った。

この間、MGCは1975年に一度出した機関紙ビジェールをまずMook本
「スーパーガン2」(MGCとしてはこれは特別号とのこと)で、その後
独立した形で出版、自らの宣伝媒体を持つと共に、モデルガン
・フェスティバル、カスタムガンコンテスト、更にモデルガンフォト
コンテストというイベントを企画,実行するなど、新たな販売戦略も
見せている。

また、ウッズマン以降、BLKモデルが標準となり、手動のスタンダード
モデルは作られなくなっている。

MGCはその後エアガン参入や、シューターワンの開発など、新たな
ジャンルへの挑戦を続け、ガスBLKのG17などヒット作を作るが、
モデルガンにおいてもHW樹脂の採用など巻き返しを図る。
このあたりは次回、一気に最期まで、所有の各モデルをまた紹介しながら
みていきたい。

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今月もH様からfc2ブログ拍手にコメントを寄せていただいた。
いつも有難うございます。

では今回はここらへんで。

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まとめ

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