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今回SIGのドル箱、P226を取り上げる。
P226/01

SIG P226は米軍の次期制式拳銃XM9を決めるJSSAPトライアルのため、自社のP220に複列弾倉,押しボタン式弾倉キャッチを装備したモデル。
このとき、軍が要求していたにもかかわらず、SIGは手動式セフティをつけなかった。
SIGはP220で手動セフティを廃し、自動安全器とハンマーを安全に落とすデコッキングレバーで安全を確保、かつシンプルな操作とした。
デコッキングレバーを手動セフティとすれば、要求に沿うものになる(P220の前モデルP210はその形式)にもかかわらず、あくまでデコッキングレバーに拘ったのである。
結局このトライアルではベレッタM92Fが採用されるのだが、P226は高い評価を受け、他の公用、民間用として販路を拡大、グロックG17と向こうを張って、SIGの悲願、米国進出をとうとう成功させるに至った大ヒットになる。
目先の利益に走らず、理念を貫く事が成功につながるということだろうか。
P220(左)とP226(右、初期型)。
どちらもタナカ ガスガン。
P226/07

P226の左面グリップにはデコッキングレバーを収めるため盛り上げているが、逆にレバー下はギリギリまで薄くし、結果単列弾倉のP220と変わらないほどの太さに抑えている。
XM9トライアルに出てきたライバルは、M92F以外にS&W M59やH&K P7M13など、まるで人間の握れる限界に挑戦したような?太さになっている(個人的には好きだが)。
P226の好評の一因は、この握りやすさも大きいと思う。
P226のバリエーション。
左から初期型、中央と右はオプション取り付けレールを追加した後期型(レイルドフレーム=RFとか、レール、又は単にRとか呼ばれているようだ)。
左,中央はタナカ ガスガン。右はマルイ製ガスガン。
P226/02

SIGはP226に細かなマイナーチェンジを繰り返しながら改良を続けていくが、この2つ(タナカの後期型とマルイはほぼ同型)はサイトも違う。
左が初期型。右はマルイ。
初期型はP220でも使われているシンプルな1ドット。
後期型はタナカもマルイも後方2ドット(全部で3ドットなので通常3ドットと呼ばれる)。
マルイは3ドットが好きなのか、ガスガンでも多くが3ドットになっている。
P226/03

他に主な初期型と後期型の相違点。
まずフレーム前方、銃身(バレル),スライド下にオプション取り付け用のピカティニーレールがついている。
このスペースを確保するためか、若干トリガーガードは後期型の方が小さい。
トリガーも初期型にはグルーブ(溝)が入っているが、後期型はスムーズ。
分解用レバー(トリガー上)の形状も少し変わっている。
グリップも初期型はチェッカー(綾目の溝)入りだが、後期型はエンボス(シボ)タイプ。
P226/04

スライドのロック部。
銃身の基部、薬室(チェンバー)の上部がスライドとかみ合ってロックするのがP220シリーズの特長。このシンプルな形はSIGの発明ではないかと思う。
これはP220登場後、以後各社の新型機種はほとんどがこの形式を踏襲するほど浸透したシンプルで優れたシステムである。
実はこれを開発したのは、先に「スライドをプレス鋼板で作る」という命題があったのではないかと思っている。
従来のラグとリセス(溝)を設けるシステムでは、プレス鋼板のスライドに多くの穴を開けリセスの代わりにするくらいしか方法がなく、もしそうすれば、3列の角穴が開いたスライドでは異物の噛み込みにも弱く、強度も不足してしまう。
そこで最低限必要なカートリッジ排出用の穴を利用した一点ロックを編み出したのではないだろうか。
WWⅡ末期に企画されたVP(=フォルクス・ピストル)も、戦後H&K社が作ったVP70もプレススライドだが、ショートリコイル方式はとっていない。これは逆に、この発明が無かった故ではないだろうか。
SIGはスライドも厚板プレス成形で作っていたが、後期型など最近のものは工作機械の進化もあって切削で作っているようだ。
初期型のスライドは銃身とかみ合う後ろ側に別パーツがついているが、これは補強、構造としてスライドの中に入っているブロックを上部までもってきているため。後期型は一体の塊から削る(あくまで本物の話、ガスガンにはブロックが入っています)ため、ここに段差は無い。
P226/05

グリップ前方の比較。
左の初期型は縦グルーブ(溝)。右の後期型は横グルーブになっている。
P226/09

SIGはいろいろな映画に登場しているようだが、意外にP228のほうが良く見かける。
「HEAT」では、ロバート・デ・ニーロがP226を使用しているとのこと。
更に、「ダイ・ハード4.0」ではとうとうブルース・ウイルス扮するJ・マクレーンがP226Rを使用するらしい。
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SIGの歴代ラインナップ。
左からP210,P226,P2340。
P210はマルシン、P226はタナカ、P2340はKSCのガスブローバックガン。
P226/10

SIGは最近M1911のクローンも手がけている。
それがGSRで、当初一種類だったが、現在レールの有無などバリエーションを拡げている。
GSRは当初パーツメーカーに発注した部品を米国のSIGアームズで組み立てたらしいが、それも自社製作になったとか。
但し、クラシックになってもP226は現役で、もっといえば、P210シリーズも復活しており、SIGとしては実に多機種展開になっている。
M1911クローンのGSRとP226。
GSRはWAのガスブローバックガン。
P226/11

1/1と1/6。
1/1は初期型と後期型をタナカ ガスガンで。
1/6は2つの製作元が違うと思われ、左はプラスティック=合成樹脂だが、右は金属製。
写真の通り、1/6の初期型と1/1はほぼ同じ。1/6のもうひとつはレール付きではない。
これは米軍に採用されたMk24をモデルアップしたのではないかと思う。
グリップが同じタイプなので一応出品。
これは弾倉もロングタイプか、装填中か、長い。
P226/06

SIGはこれより新しいSPシリーズ、小型のP230シリーズも入手しているので
ほとぼりが冷めた?ころにまたやる予定。
P226/08


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まとめ

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