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今回は、H&K社のP7M13。
H&KP7/10

まず1/1はMGCのガスブローバック方式エアガン。
それではモデルアップしている実銃について。
[特徴,バリエーション]
P7はH&Kが70年代後半に発表した、ガスピストンによる遅延作動式(ディレードブローバック)拳銃。
当初は西ドイツ警察向けとしてPSP(ポリッツアイ・セルブストラーデ・ピストール)の名称で呼ばれていたが、制式番号P7を得たため、これを名乗ることに。
H&KP7/08

発射機構も変わっており、グリップ前方のレバー、スクイズコッカーを握り込む事によって撃発装置がセットされ、またレバーから手を離すと安全位置まで戻る。
H&KP7/09

P7は銃身の下にガスピストン,シリンダーを配置しているため、連射で過熱、ときに射手の指が触れ火傷するのでここにプラスチックカバーをつけ対策となしている。
H&KP7/03

P7M13はP7に複列弾倉を装備したバージョン。加えてリアサイトがスクリュー(ねじ)固定で左右調整が容易になっている。
ちなみにグロックと違ってP7M8は弾倉に8発、P7M13は13発とストレートに弾数を示している。
P7にはこのほか、40S&Wや45ACP弾仕様のものもある。
H&KP7/04

[トライアル]
話は前後するが、P7M13の開発前、H&Kは米国次期制式拳銃トライアルJSSAPトライアルにP7の単列弾倉を延長し、P7XM9として提出、予選で落ちている。
そのため急遽13連発の複列弾倉を装備したP7A13を開発した。これを市販用に上記のサイトなどに変更して手直しし、販売したのがP7M13とのこと。
ロングマガジンでまず提出したくらいなので、当初P7の複列弾倉化は考えていなかったのではないかと思う。
P7M13でも、メカの干渉を避けたのか、弾倉を左右非対称にし、装弾数もライバルより少なく抑えるなどしているが、それでも巨大なグリップになるなど苦労のあとがありありと伝わってくる。
ちなみにP7M13のグリップ周長は上部で160mm(トイガン調べ)。このトライアルに出ていたS&WのM59より太い(前M39記事参照)。
このトライアルにはVP70(前の記事)も出したらしいが、結局ベレッタがM9として採用される。
上で左右弾倉の非対称はメカの為ではないかと書いたが、左右同時に絞っていくより、片側ずつ狭くした方が給弾がスムーズになるなどの理由もあったのかも知れない。
が、これも後のUSPシリーズには踏襲されていないし、これより前のVP70(トイガン調べ)では、左右対称で二段階に絞られている。
下の写真はMGC P7用マガジン。左右非対称なところも再現されている。
H&KP7/11

[アンビデスクトラス]
P7は閉鎖,発射機構だけでなく、ユニークな特長を備えている。
それは左右どちらの利き手でも使用できる、アンビデスクトラス(Ambidextrous)としたことである。
弾倉止め(マガジンキャッチ)は用心鉄(トリガーガード)を挟んで両側にレバーがあり、また、スクイズコッカーがスライドストップの解除を兼ねる。
後に自社のUSPシリーズや、ワルサーP99がこの弾倉止めを採用、更にUSPシリーズの発展型、P2000シリーズではスライドストップも左右につけ、P7と同じ左右両用とした。
左からP7M13、USPコンパクト、ワルサーP99。
全てガスブローバック。USPコンパクトはKSC、P99はマルゼン製。
H&KP7/02

現在シリーズ4作めが公開されている、映画「ダイ・ハード」の一本目に、P7も出ている。
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[評価]
P7シリーズは命中精度にとことん拘ったモデルである。
その作動方式から銃身が固定され、発射方式は軽く短い引きしろ(トリガートラベル)を可能にした。
反面、人間の指は一本だけ独立して動きにくく、やはりスクイズコッカーを握ると誤って引き金(トリガー)も引いてしまうという事故もあったらしい。
一方グロックなど優秀なライバルもあり、H&K自体もより一般的な機構のUSPシリーズなどを開発、主力を全くそちらに移してしまい、数年前にP7はひっそりと生産終了。
[トイガンのP7]
これをモデルアップしたMGCのエアガンもまた、短命に終わったモデルである。
MGCはこのモデルにサイクロンバレルを搭載した。
実銃のライフリングのように、らせん状に溝が彫られている。
実銃とは違い、溝に弾を食い込ませる力は無いので、溝を通るガス,溝の端の抵抗でBB弾を回転させている。
これを撃つと、回転のせいで、弾が斜め下へ曲がっていく。
実銃でも、右周りのライフリングだと右へ、左回りだと左へいくらしい。
H&KP7/05

MGCのほかでは、マルイがエアコッキングガンを作っており、これは現在も販売されている。
[1/1と1/6]
1/6は先に紹介したG17、P226と一緒に売られていた金属製のもの。鋳造で、表面のモールドが少し甘いが、間違いなくP7には見える。
H&KP7/06

実はH&K製品はまだまだ紹介するものがある。このP7のバリエーションも取材しているので、近いうちにUPの予定。
ではまた。
H&KP7/07


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まとめ

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