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今回は、レミントン M700LTRを。
M700/01

[概要]
M700は米国のレミントン社を代表する製品で、現代ボルトアクションライフルの代名詞とも言えるほど、民間,官公需共に普及しているライフルである。
1962年に登場、モーゼルが採用していた、ボルトヘッド(前部)についた2つのロッキングラグによる閉鎖機構を備え、そのボルトヘッドにカートリッジ底が少し入り込む形状とし、高い強度,安全性を持っているという。
またストックとレシーバー(機関部)のベディング(固定)用ラグをレシーバー前方につけてこれをストックにあて、接触面積,場所を増やしてストックの破損を防いでいる。
M700のバリエーションは多く、メーカーでは各種カートリッジ(これによりボルトのストローク=動作量が2種類あるようだ),バレル(銃身)の長さと太さ、ストックの材質や仕上げ等多岐にわたる。
使用カートリッジは数多くあるが、多いのは.308,223レミントン,7mmウィンチェスターマグナムなどだという。
バレルはコールドフォージド(冷間鍛造;軟化する温度まで加熱せずに外力によって変形させて成形する方法,これでライフリングの溝まで加工する)だという。
バレルは先にいくにつれ細くなるテーパーバレル,ストレートに近いブルバレル,それに回転式拳銃のシリンダーと同様の溝を掘ったフルーテッドバレルなどがある。
ストックは標準で木製とシンサティック(合成樹脂)とがラインナップされ、H-Sプレジションやアキュラシーインターナショナルなどのシンサティックストックをつけるカスタム(メーカーでも?)も広く行われているようだ。
またレミントンが米国軍に納めているM24SWS(スナイパーウエポンシステムとしてバイポッド,スコープからケースまで一式をまとめている)、更に海兵隊が独自のカスタムを行ったM40シリーズ(これもバリエーションがA1~A3まであるようだ)といった軍用も存在し、日本でも注目度が高い。

1/1でボルトを回転,後退させたところ。エジェクションポート(排莢口)のところに見えるのがロッキングラグ。
今回のものはタナカのガスガン。
M700/03


[ガスガン]
今回のM700LTRはライト・タクティカル・ライフルの略とのこと。ポリスが狙撃等に使うとき、振り回しやすいように短めの20インチバレル,これも短めの木製ストックがついている。
M700の中でも最もベーシックな仕様である。
タナカのモデルも販売が好調なのか、バリエーションも豊富だ。
まずこのM700LTRに、M700ポリス,そのカモフラージュ塗装版,M700テイクダウンモデルとそのステンレスモデル,M700A.I.C.S(M700にL96に使われているストックを付けたもの)のブラック,ミッドナイトゴールド,タンカラー,グリーンと色違いが続き、M40A1にもブラック,ミッドナイトゴールド,ウッドランド迷彩,ステンレスとあり、M24とそのフルーテッドバレルバージョンがあり、少し違うがアキュラシーインターナショナルのL96A1(これにもフォールディングストックやオリーブドラブ色も有り)があるようだ。更に以前のものではPCS装備の有無やホップ機構等にバリエーションが存在するようである。
CAWもサンプロジェクトもコッキングでM700をやっていたし、コクサイもM700ショートモデルを作っていた。
タナカに限らずM700のウッドストック付きは根強いファンがいるのか、結構売れるようだ。
特に規制が強化された後はタナカぐらいしか再生産していないのか、他は見かけなくなった。
今回たまたま安く手に入る機会に恵まれたのだが、2006年規制適合品と書かれたこれは、タナカでも2006年に一回生産したきりなのではないかと思う。
タナカのバリエーションはL96を除いて基本的にレシーバーは共通、ボルトも同じだと思う。M24フルーテッドバレルでは大容量のボックスマガジンが付き、これを他のものに付けることも可能。
[実物とガスガンの機構]
M700はボルトを開くためにまず回転させ、結合を解く必要がある。そのあとボルトを後退させてカートリッジを抜き出し、ボルト前進により次のカートリッジを装填する。
撃発機構はストライカー式と呼ばれる形式。現代の銃はカートリッジ式弾薬の後部にあるプライマー(雷管)を叩いて発火させるが、このプライマーを叩くピンがストライカーを兼ねており、これを後退させ、トリガーを引くとピンがスプリングの力により直線的に前進、直接撃発させる方式である。このため構成部品は少ない。
また、M700だとボルトの回転後少量の後退でピンをセット(激発準備)位置まで持ってくるので、もし不発でも(ボルトの回転角度は多くのラグを持つものに比べ多いが)素早く再撃発できる。
M700/09

タナカ ガスガンでもこれが再現されており、ストライカー(ピン)がセットされるとボルト後部から飛び出してこれが判るようになっている(上のボルト後退時の写真、ボルト後部と比較して欲しい)。
セフティはボルト後部のレシーバー部につけられており、ストライカーのセット時にロックできる。

ボルトの着脱は、トリガーの前にある部品を押し込んで行う。通常分解はこれだけで、極めてシンプルだ。
トリガーはグルーブ(縦溝)付きで、テンション(強さ),ストップポジション,レストポジションの3つの調整が設けられている。かなり調整範囲が広く、これをいじっているだけで結構楽しめる。
M700/05

タナカはガスガンなのでガスタンクが必要になり、マガジンを着脱式にしてここにタンクを納めている。マガジンはトリガーガード前方のレバーでロックされているが、少しボルトを後退させないと着脱できない。
各部品の仕上げも、ダイキャストなので切削並み、とまではいかないが、実にしっかりしたものになっている。

新規制値適合への対策にはノズルに径を絞ったスリーブを打ち込んでいたが、今回の製品は最初から小径で製作された一体のノズルになっている。
ガス吐出量を変えられる、PCS(パワーコントロールシステム)も動くのだが、これは既に全開でも規制値を超えないのではないだろうか。調整は回転数,角度で記憶することになる。但し、最後方まで回しても、今度はストライカーが当たり、最大のガス量は得られないと使用説明書には書いてある。
可変ホップも残っている。ここにはクリックがついており、調整量を記憶しやすい。但しこの調整ノブが、レシーバー上面にあるので、スコープの取り付けは、7mm~10mm位の高さのあるマウントがいる。
M700/07


[ストック]
ストックは、フォアエンド側が短めで、グリップ部もシンサティック(樹脂)製に比べ細めである。一応スリングとバイポッドをつけられるよう、スイベルスタッド(金具)は2つついている。
仕上げは艶の無いもの。恐らく着色のみである。バレル,レシーバーが艶消しということもあり、徹底的に地味だが、狙撃用なら、光らないほうがいい。もっともそれなら黒色のシンサティックストックの方がいいが。
実物はウォールナットで、これは衝撃に強く、割れにくいのと、適度な反動の吸収性があるそうだ。タナカのストックは(ハドソンのAK47と同じく)ブナ材ではないかと思うが、一応上下に木目は通っており、色目はともかく、質感はいい。光沢については迷ったが、フローリング用艶出し剤で磨いたら艶も出ていい感じである。やはり木製ストックは光沢のあるものが似合うと思う。
バットプレートはタナカロゴのゴム製。
M700/08


[スコープ]
これにはサイトは付属していない。スコープが必須の装備となる。
実物ではスコープの使用によって、カートリッジのマガジンへの装填が少し行いにくくなる。
但しこれは着脱式マガジンを持たないボルトアクションなら皆抱える問題であり、実際リロード(再装填)の問題はそれほど重要ではないのかもしれない。
タナカのガスガンでは、マガジンを外して装填するので、全く問題は無い。
スコープは手持ちのタスコMAG40×3~12をつけてみた。本当はズームより固定の方が明るく好きなのだが、たまたま高いマウントがついている手持ちはこれだけだったので。
マウント位置はいつも迷う。どうも立射と伏せ射ちの頬付け位置が変わるようで、どのポジションでもそれなりに決まるところ、というのは結構難しい。高めのマウントも、少し違和感が残った。もう2,3mm低いほうが自然な感じで、ホップを効かせているなら干渉しないのだが(撃たないくせに、あれこれ悩んでいるときが楽しい、という典型的なお座敷銃遊びである)。
M700/02


マズル(銃口)はアウターバレルと別体だが、クラウンは11ディグリー(11度の緩いテーパー)タイプを再現している。
M700/14


[1/6]
今回の1/6はカモフラージュ(迷彩塗装)仕様。
ザッカ ピー・エアイ・ピーの1/6スケールガンコレクションVer.2の⑤
ボルト操作と、スコープの着脱が可能。
M700/10

ボルトアクションの1/6バリエーション。
左からM700,M40A3 ANPVS-10,M40 MST-100,Kar98kZF。
M40は共にホットトイズ モダンファイアーアームズシリーズ2から。
M40は上記の海兵隊用で、ANPVSが暗視スコープではないかと思われる。
Kar98のスコープ付き狙撃銃は第二次世界大戦でドイツが使い、ZFというのがスコープの型式らしい。詳しくは、Kar98kを(そのうち)取り上げるので、そのときに。
M700/11

今度は自動装填式ライフルと。
左からM700,M14,SR-25,G3SG1,SVDドラグノフ。
M14は上のものと同じホットトイズ。
SR-25は米軍正式アサルトライフルM16のもとになったAR-10を進化させた.308弾使用のスナイパーライフル。
G3SG1はH&Kが作った軍用ライフルG3を狙撃用に改良したもの。これはドラゴン製。
SVDはこれもホットトイズ。
AK47をベースに弾も本体も大型化、何より非常に長いバレルを装備したもの。
M700/12

それでは、また。
M700/15

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まとめ

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