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今回は、コルトの限定仕様、コンバット・パイソンを。
PY3/01


以前パイソンを取り上げたとき(前回の記事)に、コンバット・パイソンも写真を載せたが、今回、1/6を作った(といっても改造だが)ので、しばしおつきあいを。
まずは1/1のトイガン、前回も出したが、タナカのペガサスシステムという方式のガスガンを。
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コンバット・パイソンと通常のパイソンの違いは、バレル(銃身)とそこに刻まれた刻印である。
通常のパイソンの短銃身モデルが2.5インチ(1インチ=25.4mm)バレルなのに対し、コンバット・パイソンは3インチである。また、バレルの刻印もCOMBAT PYTHONになっている。
コンバット・パイソンは1980年代に限定で出たようだが、これとは別に更にレアなカリフォルニア・コンバット・パイソンというモデルも存在し、カリフォルニアの市警が30丁作らせた、またはハイウェイ・パトロールが発注した、という複数の情報がある。
カリフォルニア・コンバット・パイソンにはカリフォルニア・コンバットの刻印がバレル(銃身)にあるという。

ちなみにパイソンの刻印は、彫りこみ部分に幅もあるので、エッチングなどかもしれない。
コンバット・パイソンには当時コルトが標準装備していたパックマイヤーのプレゼンテーションタイプのグリップが付けられている(上の写真、但しこれにはコルトのメダリオンがついていない)。もちろんこれは交換可能であり、グリッパータイプも、サービスサイズもつく。
PY3/03


[2.5インチ]
コルト・パイソン(過去の記事)は発売当初6インチバレルのみで、後に4,2.5,8そして3インチとバリエーションを増やしている。
2.5インチはS&WのM19と相前後して発売されたのではないかと思う。これらはアジャスタブル(調整式)サイト付きモデルを私服刑事や、護身用として短くしよう、という開発意図だったと思われる。
既に2インチのリボルバーはあったが、これらは固定サイトだった。この開発にあたり、せっかくバレルも錘をつけていたり、リブをつけていたモデルの派生モデルなのだから、と少し伸ばして2.5インチとしたようだ。
特にパイソンは2.5インチが標準のエジェクター(排出器)が納まるシュラウドの、短縮できる限界だった。
この2.5インチモデルには、グリップも小型化し、それまでパイソンが装備していた特徴的なオーバーサイズのターゲットグリップではなく、同社のオフィシャルポリスなどと同じ、サービスサイズ(フレームと同じサイズ)のフルチェッカー  ウォールナットグリップが装備されたようである。
S&Wのシステムでは、バレルの下にシリンダー軸(エジェクター)を支えるガイドを付ける。ガイドが2/3インチほどの長さになっていたので、M19では2.5インチでもエジェクターの長さを短くしないと納まらない。そこでM19では、2インチ用の短いエジェクターロッドを付けている。ここでもう少し伸ばしたものを作れば、と思うところだが、この短いバリエーションが大量に売れていたわけでもなく、製造,管理上あまり部品を増やしたくないので、ここは妥協したのではないだろうか。

2.5インチで各種調整式サイト付きリボルバー。
パイソン,キングコブラ,M19,M586
このパイソンはコクサイのステンレス風メッキABS製モデルガン。
キングコブラはKSCのヘビーウエイト(HW})樹脂製モデルガン。
M19はタナカのペガサス ガスガン。
M586はMGC(タイトー)のHW樹脂製モデルガン。
PY3/04


[3インチ]
既に2.5インチがあるのになぜ3インチか、というと、当時の流行だったのである。もともとは、ライバルS&Wのリボルバーで3インチ付きが重宝され拡がったものだ。
上記のように2.5インチではエジェクターロッドの長さが不足し、発射済みケースの排出が上手くいかない。
もちろん、製品として出ているので使えないことは無いが、シリンダーから出たケースのリムを爪先で引っ掛けて熱いのを注意しながら引っ張り出す、ということになると素早いリロード(再装填)は出来ない。そこで少し伸ばしてもケースを確実に落とせるところまで押し出す長いエジェクターが付く3インチがFBIなどで使われ出した。ミリタリー&ポリスM65の3インチなどはFBIスペシャルの異名をとる。これがターゲット用のアジャスタブルサイト付きモデルやコルトにまで拡がったのである。

S&W M19 2.5インチとM13 3インチでエジェクターロッドの比較。
M13はM65のスチール(M65はステンレス)版。これもタナカのペガサス ガスガン。
シリンダーの前方に出ているロッドの長さが2.5インチでは短い。
PY3/10

S&Wに話を戻すと、少数だがM66(M19のステンレス版)の3インチが作られ市販され、更にヨーロッパには当時自動装填式で提携関係にあったワルサーのブランドでこの3インチM66が提供されている。またM586,M686では日本でモデルガン化もされている。
コンバット・パイソンはこれに対抗したものだ。パイソンの特徴であるベンチレイテッドリブのクーリングホール(といって冷却、というほど効かず、飾りに近いらしいが)は2.5インチと同じく1つ、フロントサイトはレッドランプ入りで、これは当時のパイソンにも付けられていたようだ。
しかし、これら3インチの調整式サイト付きは結局ごく少数が作られたに止まる。
個人的には2.5インチではサービスサイズグリップでないと視覚的にバランスが良くないように思う。しかし3インチならオーバーサイズでも違和感が無い。

パイソン2.5インチとコンバット・パイソン。
2.5インチはアルタメントのマイカルタ(積層)ウッド。コンバット・パイソンはパックマイヤーのラバーでプレゼンテーションタイプ。
PY3/06


更に3インチで少し変わったバリエーション。
コンバット・パイソンとルガー セキュリティ・シックス、S&W M629フラットサイド。
このカットではコンバット・パイソンのグリップはマルベリーフィールドのウォールナット チェッカータイプ サービスサイズ。
セキュリティシックスは実は2 3/4インチ。
ルガーといってもP08のLUGERではなくRUGER(スターム・ルガー)で、米国のメーカー。
これはウエスタンアームズのモデルガン。
M629は以前(過去の記事)取り上げたが、タナカのペガサス ガスガン。
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[1/6]
今回は、以前取り上げた4インチモデルを切断、加工した。
まずバレルをカットし、フロントサイト,マズル部をプラ板で作って接着、ハンマースパーも少し薄くしてみた。
今回、少しだけ製作記を下に記したので、詳細(?あまり参考にならないかもしれない)はそこを参照されたし。
1/1のコンバット・パイソンと、1/6のパイソン4インチ,コンバットパイソン。
PY3/16


[トイガン]
しかし日本では、コンバット・パイソンは人気が出た。3インチ登場後はパイソン2.5インチの方が後回しの扱い、特にタナカは未だに2.5インチを作っていない。
ちなみにタナカのガスリボルバー(回転式拳銃)のペガサスシステムとは、ガスタンクをシリンダー内に収め、ハンマーでシリンダー中心軸を叩くことによってガス放出を行う方式の事。
話を元に戻して、3インチのコンバットパイソン人気の原因は、玄人が選択したサイズだということや、実銃の希少性も逆にプラスしているかもしれない。しかしそれ以上にネーミングが大きな要素だったのではないか。
S&WのM19はコンバット・マグナムという愛称を持ったベストセラーだ。ベストセラーの要因は名前だけでは無いと思うが、M19がコンバットとつけられているのでパイソンでも効果があったのではないだろうか。コルトはこれより前に、コマンダーの素材を鉄に戻したものにもコンバット・コマンダー(過去の記事)という名称をつけている。
認知度,興味の上がるネーミングの影響は大きい。
逆にコンバット・マグナムは全ての長さに共通(しかもイメージ的には4インチ)なので、同じ3インチでもM19では未だにトイガン化されず、M65,M13(M10)の3インチはFBIスペシャルの通称があったためかコクサイ,タナカから出ている。
自動装填式でもFBIやSOCOM,デルタやリーコンなど精鋭部隊の名が付くモデル、というものは人気がある。
コンバット・パイソンはコクサイからモデルガン、タナカからガスガンが出ている。
コクサイ(メーカーとしてはサンプロジェクト)は最近パックマイヤーのグリップにコルトのメダリオンが入ったものを付け、タナカはサービスサイズのウォールナット風(スチロール樹脂?)フルチェッカーである。タナカはメーカーオプションでプレーン(チェッカー無し)のマホガニー製グリップを出している(下のカット)。
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[マホガニー]
マホガニーは高級家具や楽器に使われる素材で、キューバやホンジュラスの材は現在入手できないとか。アフリカのカヤ,サペリなどがマホガニーとして使われているようだが、ラワンもフィリピン・マホガニーと呼ばれている。ラワンは一種類の材種を指すのではないが、色々な材,部位の中には時に本物のマホガニーと見まがうほどの素晴らしい杢を持つものがあったりする。
逆に現在、アフリカン・マホガニーという呼称の木材でも、色目が濃い茶色なだけでラワン以下の単調な木目のものもある。
タナカのグリップもアフリカ材などだと思うが、ちゃんと導管の粗密さがあって濃淡のある木目、磨くと綺麗な杢が出て、光を当てる角度によって色目が変わる。これは素材にかなり気を配っているように思うのだが。

[1/6改造コーナー]
と、一通り木材について脱線したところで、安全,合法な大改造(だって1/6スケールなんだもん)レポート。

自作がひとつ、改造が3つあるが、今までやったものは、なぜかほとんどコルト社のものである。
そして例外のデトニクスもコルト改造なので、全てコルトがらみである。
さて、大威張りで紹介できるほどのものではないが、過去に製作、改造したものをまず。
左から、ウッズマン・マッチターゲット(製作)、コンバット・パイソン(銃身短縮)、デトニクス(各部改造)、コマンダー(銃身短縮,ハンマースパー変更)。
比べると、今回が最も製作部分が少ない、、、
PY3/15


気を取り直して製作記を。
しかし実は今回の企画を思いついて写真を撮り始める前に既に銃身を切断,フロントサイトを接着してしまった。
よって写真は無いが、銃身の切断は縮尺を合せた写真を印刷するか、計算するかして、更に1/1を横に置いて眺めながらカットしている。
カットには模型用の、目の細かいノコギリがいい。少し長めに残して、後はヤスリで整形します。
今回は、銃口も、もともと深く開けられており、開け直す必要が無かったが、浅い場合は切る前にドリルで深く掘っています。

フロントサイトはプラ板をカッターで削いだものを接着します。
で、そこまでのものがこの写真。
そして、マズル(銃口)を製作するのだが、写真左にあるポンチで右側のプラ板を打ち抜き、
2.5mm径の円盤をいくつか作ります。
PY3/11


この円盤の中央に針などで印をつけ、1mmそして1.5mmのキリ(ドリルの刃)で順に穴を開け、拡大します。
このとき、小さな部品は固定しにくいので、ガムテープに貼り付け、爪で押さえてキリを手で回して開けます。
コマンダーのハンマ-はこの逆で、先に穴を開けてから外周部を削りました。
円盤をいくつか作ったのは、穴開けの失敗を見越して、なのだが、今回はめでたく3回目には満足いくものが出来た。
PY3/12


これをプラ用の接着剤で固定します。このあと、取り付けた部品,削ったところをガンメタの塗料で塗装します。
今回は分厚めのハンマースパー部分も少し削り込んでいる。
PY3/13


現在製作中のものと、同じく製作途中のパイソン。
これらが全部出来上がるのは、いつになるんだか。
ちなみにこの加工用の木製ブロックはブビンガというアフリカ産の木材。以前グリップ用に買った端材の、白身の部分(赤いところがブビンガは美しい)を使っている。
硬いので、ポンチやドリル加工の下敷きとしても優れている。
PY3/14


それでは、また。
PY3/07


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