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今回は、新企画として、ナイフを取り上げたい。
ナイフ編の最初に登場するのは、ガーバーの大型ハンティング用シース(鞘に入る)ナイフ、マグナム・ハンターである。
GBMH/01


[誕生の経緯]
1947年、それまでガーバーのナイフをデザインしていたデイビッド・マーフィーとのパテント問題から、新たなデザインで作る必要があったガーバーが、工業製品デザイナー、トーマス・ラムによるデザインで登場させたのが、ラム・ハンドル・ハンターと呼ばれる製品。
このハンドルの刻印が、1965年にGERBERからGERBER MAGNUMに変わり、ここからマグナム・ハンターと呼ばれたという。

その後1986年にガーバー社は売却されるのだが、それまでの製品をオールド・ガーバーと呼ぶらしい。
今回登場する実物は、ぎりぎりオールド・ガーバーではないかと思われる。
ま、会社は売却されたが、これは売却するわけではないので、どっちでもいいのだが。
GBMH/03


ハンドルの刻印。GERBER-MAGNUMとエクスカリバー(剣)のロゴがある。
GBMH/08


これにはツヤの良い分厚い本革のシースがついてきた。
GBMH/06


シースの裏には刻印がある。ガーバー ポートランドと読める。
ポートランドはガーバー発祥の地だが、今もここにあるのだろうか。
GBMH/07


[ハンドル]
マグナム・ハンターのハンドルは、3次元で曲線を組み合わされた複雑なデザイン。
このようにフィンガーレスト?をつけたデザインだと、握り込んだ時だけはいいけれど、というように様々な握り方に対応できないものがあるが、マグナム・ハンターのそれは立体的だが意外に扱いやすい。
トーマス・ラムは松葉杖の握りなどの取手までデザインした人らしい。
マグナム・ハンターのハンドルは、アルミの鋳造のボディに、アーモハイドという荒いサンドブラストをかけたような仕上げを施したもの。
クロームメッキのものもあり、そちらは美しさでは勝るが、滑り難さという点では、アーモハイドの方が良いと思う。
アーモハイドの色は、初期がグリーン、そして黒になり、変わったものではオレンジや迷彩色まであったようである。
今回のものは、ブラックアーモハイド。
GBMH/04


[刃]
売りである刃は、ハイス鋼に厚いクロームメッキがかけられているもの。ハイスとは、ハイスピード鋼のこと。
工作機械の鋼材切削用の刃に使う合金で、切れ味はいいが錆び易いため、メッキをかけているという。
刃厚は約3mm(最も厚いところ)。刃の裏側面は直線状、刃身は幅(厚み)方向が恐らく直線のテーパー(先細り)で、更に上下も直線状のテーパーになっている。
刃面は全体に曲率が変化しながらアールがつき、先は鋭いが逆から削り込まれていない。
GBMH/05


[根強い人気]
これは、20年くらい前に購入したもの。
余りアウトドアに出かけなくなったのと、実際これだけ大きなものを使う必要性が低いので、もったいないが時々思い出した時に引っ張り出す程度になっている。
今ではフォールディングが主な使用ナイフで、しかもロックのつかないツールナイフだったりする。
それはさておき、マグナム・ハンターは既に母国アメリカなどでは販売されていないが、日本では根強い人気から供給が続いているという。少しネットで調べてみたら、結構な価格で驚いてしまった。昔はもっと安価だったように思うのだが。

[1/6]
さて今回の1/6は、ハンドメイドである。さすがにこれを作っているところは無いと思うので、今回も自作記を。
まず、刃材は今回ステンレス0.5mmの板を使った。
これを切ってヤスリで刃とハンドル(こちらは小さめに)の形に削る。
実物はハンドル後部にまで鋼が入っていないようだが、パテでハンドルを作るので強度確保の為後部まで伸ばしています。
削るときはスケールを合わせた写真のコピーを用意して、合わせながら削っていきます。
GBMH/09


ハンドル部分にポリエステルパテを盛る。ハンドル部分は食いつきを良くするために、ヤスリで軽く傷を表面につけています。
実物では芯となる鋼材の真中に穴が開いていますが、これは省略しています。
パテは「モリモリ」というもの。臭いがきつく、体にも良くないらしいので、必ず換気しながら作業しましょう。
なかなか一気には盛れないので、この写真の状態から一度表面を削り、2回盛りとしました。
パテの硬化中は、マスキングテープで保護した刃身をバイスプライヤーや万力で固定しておきます。
今回は屋外にしばらく放置し硬化を待ちました。
GBMH/10


ポリパテの整形中です。パテは結構多めに盛り、ヤスリで整形しました。
このあと更に削り込み、黒色艶消し塗装で仕上げます。
GBMH/11


完成写真は、実物と1/6の比較を兼ねて。
もう少し粒子の粗い艶消しでも良かったとか、もう少し形を、とか思うが、反省は次回作に活かすことにします。
GBMH/13


[音]
現在はたまに台所で!使用するくらいだが、マグナム・ハンターを持って一番楽しいのは、その音だと思う。
鋼にアルミの一体ハンドルのためか、キィーンという感じの少しうなりのある音が響く。ナイフをたくさん持っているわけでは無いが、このように響くものは、他に持ち合わせない。
一体成形ならば、他にも存在するのだろうか。
GBMH/12

次回はまた、トイガンをやるつもり。ではまた。

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お久しぶりです。
キリンドです。
赤い猫さんは年季の入ったナイフ・コレクターでも
あったとは。
驚きです。
ナイフ編、これから次々名作ナイフが登場するのでしょうか。
楽しみにしています。
【2008/01/18 12:04】 URL | キリンド #-[ 編集]

キリンド様、コメントありがとうございます。
十分くたびれれている(笑)間に、チョット浮気しただけなので、そんなに高価なもの、珍しいものはありませんが、この企画もよろしくお願いします。
ちょうどM1911系のハーボボーラーもUPしましたので、またよろしくです。
【2008/01/18 23:38】 URL | 赤い猫 #-[ 編集]

このコメントは管理人のみ閲覧できます
【2009/07/20 10:39】 | #[ 編集]

鍵コメ様はじめまして。
コメント有難うございます。
すみません、せっかくご相談いただいて恐縮ですが、
これも20年ほど前に新品購入したもので、更に売却の予定も、
オークション出品の経験も無く、お力にはなれそうもありません。

現在店頭で売られている中古オールドマグナムハンターも、程度によってかなり違いますが、一度調べられて参考にされてはいかがでしょうか。





【2009/07/20 23:03】 URL | 赤い猫RRⅢ #-[ 編集]















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