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今回は、ナイフシリーズ第二弾、米軍制式のM16用バヨネット、M7である。
M7/10


[バヨネット]
バヨネット(Bayonet)とは銃剣のこと。
バヨネットは17世紀にフランスのバイヨンヌという都市で誕生し(これにちなんでバヨネット)、その後全世界で採用されるまでになったという。
カメラのレンズや電線のコネクタなどに使われる回転式のロック機構は、ここから名前がとられ、バヨネット・マウントと呼ばれたようだ。
これらはソケット型のバヨネットを参考にされた、というが、現代の例では、バヨネットよりライフルのボルトに使われる閉鎖機構の方が近い構造だ。
今も多くの軍用小銃にバヨネット・ラグは装備され、また多くの兵士はバヨネットを腰に下げている。
自衛隊(もちろん日本の、である)が海外に派遣された際には、実弾を発砲するどころか装填すら許されず、バヨネットが(ゲリラはともかく”民間人”などからも攻撃を受けない為の)最も頼れる装備だったとかいう、笑えない話もある。
M7/01


[M7]
M7は1964年、アサルト・ライフルM16用として採用されたという。
M3がトレンチ・ガン(ショットガン)用、M4がM1カービン、M5がM1ガーランド、M6はM14ライフル用だったらしい。
これら一連のバヨネットに使われている、スキャバードM8(銃剣を収める鞘、このモデルはM8A1)も付属している。
スキャバードの型式がバヨネットより進んでいるが、このあと採用されたM16A2用のバヨネットM9では、スキャバードもバヨネットと込み合わせて多機能化しており、そのためか一気にM8を飛ばした型式になっているようだ(M8バヨネットが存在したが、短期間で消えたのかも知れないが)。

M7バヨネット(手前)とM9バヨネット(後方)。
M9はコピー製品だが金属の刃がついた本物のナイフなので、着剣装置(ロッキング・ラグ?)の代わりに単なる丸いエンドがついている。
M7/14


[1/1]
着剣装置を持ったナイフ=銃剣は、日本では銃刀法で所持が禁止されている。
今回のものは、ゴムで出来た刃を持つ、合法的なアリイのキット模型。
ゴムは特殊素材を謳っているが、拳銃用グリップなどに使われる、クロロプレンゴムではないかと思われる。
表面の感じと硬さ、それと臭いが似ている。

この模型の金型は、LS製作のもので、同社のM16用に開発されたようだ。
LS倒産後、アリイが金型を入手、パッケージまでほとんどそのままに販売しているが、それなら本体のM16も、復活させてほしいところ。
実物はグリップ固定用のボルト(ファスニング・ボルト)が2本使われているようだが、アリイ(LS)製にはこれがなく、グリップ側面は全面チェッカー(綾目の溝形状)になっている。
脱線情報だが、ファスニングは洋服のファスナーとも同じ語源。建築ではボルトやリベットなどのパーツがファスナーと呼ばれている。
グリップ後方の着剣装置には、取り付け用ボルトヘッドがモールド(型で再現)されているので、外観上大きな省略をしたのではなく、この仕様があったのではないかとも思うのだが、今のところ目にする写真には、全てファスニング・ボルトが付いている。

ブレード(刃身)にはコルトのトレードマークがある。但しスキャバードもブレードも、メイド イン ジャパンと”正しい”製造国を表示している。
M7/03


これがバヨネットの要、ロッキング・ラグ。
銃身の銃口より少し後ろ、下側に取り付けられた(銃側の)バヨネット・ラグにこれで固定する。
ロッキング・ラグとグリップはこのモデルでは接着だが、ダミーのボルトヘッドが再現されている。
ラグはスプリング内臓で両側から指で押すと、ロックが外れる仕組み。
ここは可動パーツのガタも少なく、実物通りの動きをする。
ロッキング・ラグの可動部を止めるピンも、きつ過ぎず、緩過ぎず、で型の精度も良好だと思う。
M7/04


しかしマルシン製M16A1に装着すると、結構ガタがある。
どうも銃側のラグと着剣装置の隙間が大きいのだが、実物同士の装着でもガタはあるらしく、着剣して銃を振ったら、ガチャガチャ音を立てるらしい。
M7/13


M8A1スキャバードはFRP?(オリーブドラブの部分、FRPとはファイバー・レインフォースド・プラスチックス(FiberRainforcedPlastics)の略語で、主にガラス繊維で補強した樹脂のこと、これも何かの繊維入りの樹脂らしい)と金属の部分のみの再現で、布で出来ているベルトへの取り付け部分はついていない。
同じLS-アリイ製でもAK74用のバヨネットには、この部分も布が付属して再現されていた。
スキャバードの口金には、実物は鋼板プレスで作られたと思われる鍔のような部品があるが、これの両端は、それぞれ30度くらいに曲げられている。
この形状は、M3バヨネットのヒルト(鍔)に合わせているらしい。
M7/05


[製作記]
今回はキットモデルなので、製作記も。
まずランナーから切り離し、ロッキング・ラグ,ヒルト,スキャバードの本体左右を接着。
M7/06

接合面や抜き型の跡を整形、パテも少し盛った。
M7/07

次はパーツの塗装。
グリップが黒、スキャバードがオリーブドラブと黒鉄色、他は皆黒鉄色。今回はスプレー缶を使って塗った(だいたい2回塗り)。
M7/08


塗装後、各部を組み立て,接着して完成。
スキャバードへの納まりが悪かったが、説明書の指示通りスキャバードの内側を少し削ったらきちんと納まった。
スキャバード上部につく別体の金具部分が、鞘の開き(接着面の外れ)を抑えており、意外に?ちゃんと考えられた設計である。
M7/02


[1/6]
今回の1/6も、毎度同じく単品購入で出処は確かで無いが、気になったグリップのファスニング・ボルトもこちらは再現されており、ロック機構はともかくラグにもちゃんと引っかかる(M16には適合するものがなく、トップのカットではM4を使ったが)。
スキャバードは違うもの(M10?)がついてきたが、M8スキャバードのついたM3?バヨネットも入手した。
このバヨネットとの組み合わせでは、スキャバードの金具がヒルトと干渉しないように曲げられているのが理解できる。
M7/12


[模型の意義]
上のM9のように、着剣装置が無いものなら、単なるナイフなので鋼の刃でも所持は可能だ。
但し、持ち歩いたりすると法に触れるのと、サバイバルゲームなどに使えば大怪我の危険がある。
そこで登場したこのゴム製ナイフ、大人気商品かと思うと、さほど拡がっていないようなのだ。
今回、入手してみて、個人的には価格以上に楽しめ、安全性も高い、大変いい買い物をしたと思う。
しかしこの模型は、一般的にはこれでも危険に見え、愛好者にとっては購入意欲を駆り立てられるものが少ない、という蝙蝠のような存在なのだろうか。
もっとも、現在モデルガンも数百丁の生産でもなかなか捌けないくらいの市場規模になっているので、製造,供給が続いているだけでも有難いことかもしれない。
もしかすると、プラモデルでも塗装済みが流行する昨今、組み立てキットというところで購入を躊躇ってしまうのでは。
実際、部品点数は少なく、構成もシンプルで、組み立てにも難は無いのだが、個人的には、やはり塗装などの手間を考えて、しばらく購入を考えていた。。
アリイさん、今ならマルイもAK74を出していて、完成品なら相乗効果でこれらのバヨネット需要はありますよ、たぶん。

次回は相変わらず未定だが、ちょこっと出てきたM9もそのうち取り上げる予定なので宜しく。
M7/11

ではこのへんで。

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【2008/02/18 22:45】 | #[ 編集]















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