ADMIN TITLE LIST
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

web拍手 by FC2
今回は、S&W社のナイフ、S.W.A.Tシリーズ SW-3000CF CARBON FIBERを。
swcb/01


[概要]
S&W(カテゴリーで紹介)は、拳銃,ショットガン(いっときはサブマシンガンもあった)だけでなく、ナイフやハンドカフ(手錠)など、ポリス,ミリタリー向けの各種製品も手がけている。
ナイフも経営不振時には撤退したりしたが、業績が持ち直したせいか、再開されている。
今回のSWATシリーズは、今も普通に販売されているが、この3000CFの生産は少し前に終わっているようだ。
3000CFはタクティカル・ナイフと呼ばれるジャンルのもの。
ライナーロック(ハンドル内部の鋼板=ライナーが板バネになっており、せり上がってブレイド(刃)を固定する)タイプのフォールディング(折り畳み式)ナイフである。
ブレイドは、ナイフ用としては定番のマルテンサイト系ステンレス SUS440C(SUSはステンレス、最後のCはカーボン含有を示す)を艶消しで仕上げ、ハンドルにはカーボンファイバーレインフォースドプラスチックス(CFRP=炭素繊維補強樹脂)が使われている。

少し前にM29(過去の記事)に絡めてリボルバーを一通り紹介したので、今回はS&Wのオートピストルと一緒に紹介したい。
まず、M459(関連記事)とSW-3000CF。
swcb/02


[タクティカル・ナイフ]
タクティカル・ナイフは、特殊部隊などが使う、戦闘用も考慮に入れた多目的ナイフを指すのではないかと思う。
このモデルのようなフォールディングナイフでなく、当初はシース(ハンドルとブレイドは固定され、鞘に納めるタイプの)ナイフだったのではないかと思うが、販売促進効果のある、魅力的なフレーズなので、各社がどんどん独自解釈でタクティカルの名を付け始めたのか、非常に定義がわかりにくい。
共通項としては、よりヘビー・デューティ(過酷な用途)なサバイバル・ナイフ(5mmを超える分厚いブレイド、金属鋸並のセレイションなどを持つ)と、多くの道具,ブレイドがついているヴィクトリノックスなどのアーミーナイフとの間をいくようなカテゴリーのもので、
1、セレイション(波刃)付きのブレイド
2、ブレイド(刃面)のコーティングもしくはサンドブラストなどの光沢を抑えた処理
3、マイカルタやザイテルなど、人工素材のハンドル
などを挙げるところがある。

更に最近の、フォールディングタイプのタクティカルナイフの共通の特徴は、
1、片手で開く(閉じられる)機構
2、ベルトクリップ
3、ソング・ホール(thong hole=紐通しの穴)
といったところではないだろうか。
そして少し前までは、セレイテッドブレイド(波刃のついたもの)が代表的だったが、近年直線状のタントー・ブレイドなどが増え、セレイション付きは減少しきているように思う。

セレイションのアップ。大きなアールのものの後に2つ小さなアール、という構成。
セレイテッドブレイドはパラシュートのコード(紐)などを切断しやすいように考えられたもの。果物などは剥きにくいが、もともと果物ナイフよりブレイドが厚く、刃先も鈍角に仕上げられているので、果物用には向かない。
ブレイドの上方、ハンドル近くに取り付けられているボルトが、ブレイドを開く指掛けのラッチとなっている。
swcb/03


ヒルト(鍔)部のアップ。ブレイドの上面後方に滑り止めの大きめの溝がある。これも、力を入れやすく、滑りにくいように考えられたもの。
swcb/04


ハンドル後部のアップ。
別体で埋め込まれたSWのロゴと、ソング・ホールがある。
swcb/05


ハンドル反対面にはベルトクリップが、ピボット・ピンと共締めで取り付けられている。
取り外し、左右取り付け面の変更は考えられていないが、塗装されていて錆びにくい。
swcb/06


分解して、ライナー,ピボット部のカット。
回転部分にはスチールボールを使ったクリック機構がある。ちなみに分解には、ファスニング・ボルト(ハンドル固定のネジ)とピボット・ピン(刃の回転支点軸)用の、T6とT10の2種類のトルクス(異形の六角)用レンチが必要。
swcb/10


[チタンとカーボン]
この手のハイテクを感じさせる素材、実際の有用性とコストからは疑問もつくが、興味をそそられる。
しかしカーボンファイバーも、樹脂がポリエステルなどで弱いものだと強度はガラス繊維入りのそれと変わらず、硬さも低くなる。
これは硬度も高いが、強度が低いものは、叩いてもカンカン言わず、ボコボコという鈍い,低い音になる。
このカーボン繊維の地を活かしたハンドルは、艶は無いが、光の当たる方向によって反射し、杢が浮き出た木材のように美しい。

S&Wはナイフでも、多くのバリエーションを持つが、他に先進素材ではチタンの持つ耐食性と美観を取り入れた、チタンコーティングのものもある。
チタンも高強度で軽量のイメージがあるが、熱伝導率が低く、かじりやすいので切削加工性が悪い。またアルミについて以前述べたのと同じく、伸びは鋼に比べて大きく、長期応力を受ける場合(疲労強度)、あまり軽くならない。
ただこれもアルミと同じく、曲げ方向なら比重の差の分高さ(せい)を稼げば、高い曲げ剛性(力に対する変形量を少なくできる)が得られる。
他にチタンが大きく威力を発揮するのは、錆にくさ(チタンは活性が高く、酸化は非常に速いが、表面の酸化層が内部への錆の進行を防ぐ)を要求されるところ、高温で強度を要するところや、体内(拒絶反応が起きない)だ。
最近は、防弾素材としてもチタンがPRされている。
また、その酸化色は美しく、その酸化層の厚みの差で、虹色に変化していく。
チタンコーティングは、ドリルの刃や、バイクのサスペンション(インナーチュ-ブ)にも施されているが、これは窒化チタンで硬度も高く、抵抗低減になるという。ナイフのブレイドでも、この効果もあるかも(エッジにはコーティングされていないし、これで金属を切る気にはならないが)。

下の写真はTaylor Cutleryが作ったホームランド セキュリティというシリーズで、SWRTS4.75 レインボーチタニウムと3000CF。
SWRTSのシリーズは、3000CFのボルトと異なり、左右両方からブレードを開くことが出来、回転方向には滑るので指も痛くなり難い、段つきのラッチがついているが、最近のSWATシリーズは、これと同じものに変わっているようだ。
swcb/09


レインボーチタニウムは、ブレードとハンドルのフレームにチタンコーティングが施され、虹色がつけられている。
このモデルは、3000CFと同じく、ハーフセレイション付きだが、更にブレードに3つのスリット(長穴)が開けられ、ソング・ホールも長穴になっている。
刃はSUS440C、ハンドルはアルミとザイテルで、本体はカーボンより軽い。
S&Wのオート、M4505とSIGMA,M&Pと。
M4505はタナカの、SIGMAはWAのガスブローバックガン。
M&P(ミリタリー・アンド・ポリス)という名は、以前は回転式のM10の愛称だったが、S&Wはこれを自動装填式にもってきている。これは仏のサイバーガンがプロデュース、製造は台湾のKWC、輸入は日本のBWC?という多国籍のエアコッキングガン。
スライドにある波型のコッキングセレイションも見事に再現されている。
swcb/07


更にスワット使用のイメージで、レインボーチタンと、M945、M945コンパクト。
M945とコンパクトは、KSCのガスブローバックガン。
こちらはスケイルタイプ(ウロコ型)のスライドセレイションである。
swcb/08


[1/6]
今回の1/6も自作。
今回は、プラ板で全てを製作、模型用のカーボンプリントシールと黒色カッティングシートでボルトや穴を再現してみた。
ラッチは以前のコルト・コンバットパイソンのマズル同様、プラ板をポンチで抜いて貼り付けている。
swcb/12


それでは、ここらへんで。
swcb/11

web拍手 by FC2

















管理者にだけ表示を許可する



| HOME |

Design by mi104c.
Copyright © 2017 Gun1+1/6, All rights reserved.
まとめ

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。