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今回は、H&Kのグレネード・ランチャー HK69A1を。
69A1/01


[概要]
69A1は、H&K(ヘッケラー&コッホ カテゴリー有り)社が開発したグレネード(榴弾)・ランチャーである。
グレネード・ランチャーは、爆薬を内蔵して破裂する弾=榴弾を発射する装置で、カートリッジ内の火薬で発射,推進し、弾体自体は着弾するまで着火しない。
後に模型が登場するロケット・ランチャーとは、弾体が自力で飛んでいくか否かで区別される。

1960年代半ばからH&Kが開発していたグロスカリバーピストル、HK69を改良したのがこの69A1で、NATOスタンダードの40×47mm榴弾のほか、催涙弾やゴム弾も使えるが、H&Kではこれと並行してHE-FRAG W/PDSDFグレネードを開発した。
これは、大量のベアリング(鋼球?)と自爆装置が内蔵されているという。
69A1/02


[1/1]
今回の1/1は、CAW(クラフトアップルワークス)のガスガン。
バレル,グリップとショルダーパッド(肩当て)以外には金属が使われ、質感も高い。
ガスはカートリッジ内に注入され、多数のBB弾が、散弾銃と同じで一気に撃ち出される。
カートリッジと本体は、別に購入するのだが、今回登場させたのは、2007年春モデルチェンジした新型カートリッジで、一度に60発発射出来るもの。
69A1/03


69A1は、中折れ式。本体後部に2つ突き出た突起のうち、上の方(バレル」ロックレバー)を引くと、スプリングでバレル(銃身)が跳ね上がる。
カートリッジが取り出しやすいようにか、バレルの両サイドが少しえぐられているが、これは実銃も同様のようだ。
69A1は、セフティレバーも左右に付き、上記のバレルロックレバー、実銃のシングルアクションのハンマー(トイガンではコッキング操作は不要だ)も含め、完全なアンビ(左右両用)になっている。
69A1/04


フロントサイトはガード付き。
マズル(銃口)付近にはライフリングも再現されている。
69A1/06


リアサイトは2つ有り、主に警察用などで近距離の50m,100mでは後部の切り替え式リアサイト(写真は100m時)、150~350mでは照尺を立てて使う形式。
警察仕様のMZP-1も69A1とほとんど同じだが、この照尺は省略されている。
オープンサイトでかつ機関部後端にリアサイトが位置しており、ややぼやけやすい配置だが、ストックを伸ばし、顔面を離して狙えばこれでも充分だ。
69A1/07


69A1/08


ストックはT字型をしており、90度ひねってスライドさせると伸縮出来る。
以前取り上げたコンバットショットガンM1014(過去の記事)では、ボタン式のストッパーだが、形式が似ている。
操作性には好みもあるが、69A1の方が簡単で片手で操作しやすいように思う。
69A1/09


[1/6]
このブログでよく登場するザッカ・ピー・エイ・ピーは、2008年に入ってワールドウェポンコレクション グレネードガン セレクト1を発売した。
この69A1を含めた5種(×2つの塗色)+シークレットがあり、定番のM79、通常ライフルに取り付けて使う、アドオン(add on=加える)タイプのM203,AG36とロシアのKBP GM94、そしてこの69A1がHK69としてモデルアップされた。
69A1/10


AG36もH&Kの作で、これはアサルトライフルG36と同時開発されたアドオンタイプのランチャーにストック,グリップ等をつけたものを再現している。
M79のストックはライフルに比べ水平に近く、少し違和感があるが、これは基本的に斜め上にバレルが向く状態で撃つ為。
69A1/11


69A1とM79はバレルを上へ跳ね上げてチャンバー(薬室)を開く方式、M203とGM94はスライド式で、AG36はライフルの銃身下につけることを考慮して、側方に開く。
1/6でも全て開閉可能で、カートリッジが挿入出来る。
69A1/12


照尺やストック、フォアードグリップ(AG36)も可動になっている(69A1では単にスライドだけで、ひねってロックを解除するところは再現されていないが)。
M203に至っては、ダットサイトが付いており、これも大きな発射角(グレネードは大きな放物線を描いて飛んでいく)に対応して可動する。
69A1/13


GM94は連発式で、バレルの上にチューブマガジンがある。
これは一般的なショットガンとは逆の構成だが、1/6でもスライドして機関部を開くと次弾がのぞく。
69A1/14


更にカンプ・ピストル(過去の記事)、シュツルム・ピストル、日本の21.5mm信号拳銃と1/6グレネードラインナップを。
69A1/15


最後はロケットランチャー、ショットガンと。
全て1/6だが、これらと比べると、グレネードランチャーの小型さが理解できると思う。
69A1/16


[高低圧理論]
爆弾を投げる考案は、火薬の発明当初から試みられており、近年では、手で投げるより正確に、遠くへ榴弾を飛ばすものとして、ライフルのマズルにアダプタをつけて空砲を使って飛ばすものもあった。
しかし、これは通常の弾とは比較にならないほど大きく重い榴弾を発射するには不向きで、射手,銃共に負担が大きく、応急的に使用するだけならともかく、常用するには問題があった。
そこで第二次世界大戦時、ドイツで砲弾の為に開発された高低圧理論を応用、米国で開発されたのがライフル型グレネードランチャーM79と専用のグレネードだった。
このグレネードランチャーは日本の擲弾筒を参考にした、という説もあるらしいが。
しかし既に第二次大戦期に信号弾用の発射装置を改良したカンプ・ピストルでは高低圧理論に基づく弾が開発,使用されていた、という話もある。
高低圧理論による構造は、カートリッジに2つの空間があり、、高圧室から低圧室にガスを導き、低圧室で弾頭に圧力をかける、というもの。
こうすることで圧力が一気に上がらず、バレル内圧力(腔圧)のピーク(最大値)が下がるという。
それなら少量の発射薬で、と思うところだが、少なくても推進薬の燃焼速度は同じだと思われ、充分発射するだけのガスを生む火薬だとやはり初速が高くなる恐れがあるのかも知れない。
更に少量の火薬を大きな空洞に入れておくと、中で踊って粒が壊れたり、温度差によって結露した水を吸うなどして発火の安定性が損なわれるのではないだろうか。
この本田の副燃焼室付きエンジンCVCC(話が古い!)のような構成を持つM79がベトナム戦争で活躍、米国からNATOのメンバーであるドイツに里帰りしたらしい。

今回のドール衣装もLink先の樽猫さん提供のものである。
momokoドールと同じスケールなので簡単にお願いしたが、微妙に体型?が違うらしく、専用のサイズで先週紹介分も含め何着も製作して頂き、恐縮である。
それでは、ここらへんで。
69A1/17

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【2008/12/09 13:38】 | #[ 編集]

鍵コメ様こんにちは。
GM94、コメされておられる通り、弾が出る部分は下側と思われます。
それで、記述はバレル(弾が出る部分)の上にチューブマガジンがある、としているのですが、判り難かったでしょうか?
ちなみに上下は、この銃を構えた状態で言っています。
上はサイトがあり、銃床(ストック)が折り曲げられてくる側、下はグリップがある側、です。
並木書房「オールカラー軍用銃事典改訂版」床井雅美著 には、下側にライフリング(弾に回転を与える為の溝)が切られたバレルが写っている画像があり、手動のバレル前進式、とされています。
疑問と回答がかみ合っていれば良いのですが。
もし宜しければ、また宜しく、です。
【2008/12/13 18:37】 URL | 赤い猫RRⅢ #-[ 編集]















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