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今回はモスバーグM500を。
m500/01

M500はモスバーグ&サンズ社が作るポンプアクションショットガン。
ショットガン(散弾銃)は主に多数の(スラッグという一発弾もある)球状の小さな弾を一度に撃ち出す銃。
同社は1919年設立、最初の作品は22口径のポケットピストルだったとか。
日本ではレミントン,ウィンチェスターやイサカ(ベネリやスパスも?)の影に隠れている気もするが、米国ではメジャーな存在で、モスバーグのショットガンは公用でも多く用いられているという。
日本の海上保安庁でも、レミントンM870と共に使用されているとか。
M500/02

[ポンプアクション]
ポンプアクションとは、バレル(銃身)の下にあるフォアアーム(先台)をスライド(前後動)させて、カートリッジ式弾薬を装填,排莢する仕組みのこと。
チャンバー(薬室)の後ろを塞ぐボルト(遊底)は、何らかのロック(閉鎖)機構(ティルト式,ロータリー式などで開放する)を持っており、これをフォアアームのスライド操作でロック解除、後退させる。

シンサティック(樹脂製)のものに変えてフォアアームを。
M500/15

フォアアームの中心部のパイプが、カートリッジを納めるマガジンになっており、この形式をチューブマガジンという。
チューブマガジンから出たカートリッジは、マガジンの後方にあるエレベーターに乗る。そして、フォアアームの前進に伴ってエレベーターが上がり、ボルトに押されてチャンバーに入る。

レシーバー(機関)下側のアップ。
チューブマガジンの後方にあるパーツがエレベーター。
トリガーガードよりのところにある突起はガス注入用のノズル(これはガスガンなので)。
M500/05

レシーバー右面(構えた場合の、後方から見て右)も。
こちらにエジェクション・ポート(排莢口)がある。
M500/03

[チューブマガジン]
チューブマガジンは、ウィンチェスターM73などのレバーアクションライフルにも用いられるが、カートリッジの底と頭が当たる形式なので、ライフル用の先の尖った弾頭では弾頭とプライマーが接しており、暴発の危険がある。
このため、使用カートリッジは弾頭がケース内に収まっているショットガンや、弾頭が丸まったラウンドノーズと呼ばれる拳銃などに良く使われるような弾に限定される。

チューブマガジン。バレルから出ている固定部にレバーがあるが、ここはガスガンの場合装填用のギミックになっている。詳しくは下で。
M500/04

[アンビデクストラウス]
ポンプアクションショットガンのメーカーは多く、モスバーグ以外にもレミントン,イサカ,ベネリなどは日本でもトイガンがモデルアップされている。
M500の特徴は、機関部後方の上部にスライド式のセフティがついていることだ。
中央部に位置しているので、左右どちらの手でグリップを握っていても操作性は同じで、シンメトリー(左右対称)なのでアンビデクストラウス(左右両用)だ。
但し、上で述べたように空薬莢は右に飛ぶので、左効きだと目の前を横切る。

レシーバー後部のアップ。
上部後方にあるのがセフティ。赤い印が見えている、この状態はセフティオフ。
M500/07

[ライアットガン]
ポンプアクションのショットガンは、堅牢で信頼性が高く、また、威力も大変大きい。またその威力も、距離をおくと急激に威力は衰えるが、逆に流れ弾の危険性が低くなることから、米国では車載用に銃身を短くしたショットガンを警察車両に常備するなど広く用いられている。
刑務所では、暴徒と化した囚人を鎮圧する為の装備、という意味でライアット・ガンと呼ばれたとか。
散弾を足元に発射すれば、致命傷に至らないのと、兆弾も利用でき、また一度に多人数を制圧できる、など目的に合っていたのだろう。
また軍では従来憲兵(ミリタリーポリス=軍内部の警察)の装備や、塹壕戦など特殊な状況下の兵器だったが、最近では海兵隊が採用し、軍用としてもショットガンが利用されるようになってきた。
欧州では、狩猟用のイメージが強く、第一次世界大戦などで塹壕戦に用いられた(よってトレンチ・コートと同じくトレンチ・ガンと呼ばれるようになった)が、狩猟用の道具で人と対峙することを嫌がったのか、その後サブマシンガンが開発されたせいか、米国とは対照的にショットガンを対人用の兵器として使うことは避けられていた。
ドイツはショットガンの使用がハーグ陸戦条約に反すると米国に抗議したが、これは反論され結局黙認したようだ。
しかし、近年、欧米でもショットガンの導入が進み、小火器装備は多様化している。

[ヒートシールド]
このM500には、バレル上部にヒートシールドと呼ばれるガード板がついたトレンチ仕様である。
このガードは、鋼板をプレスで穴開け,成形したもので、フォアアームを握る手を、銃身部に持ってきても手を火傷しないように配慮したものらしい。

ヒートシールド。ちなみに木製フォアアームストックに戻して(正確に言うとフォアアームのアップと1/6のときだけ樹脂製に戻した)いる。
M500/11

モスバーグでは、1970年代にM500をもとにM590という米軍向けモデルを開発したが、これがヒートシールドを装備しており、そこからM500にもヒートシールドをつけたモデルが生まれた。
M590は、強化されたレシーバー(機関部)とこのヒートシールド、バヨネットラグ(着剣装置)を装備するという。

[一般化?]
M500は、工具無しにバレル交換できるのが特長とのことだが、現在これは他社でも実現しているのではないかと思う。
レミントンのM870でも、マガジン前方のカバーを回転させて外せばバレル交換が可能のようである。
また、M500はレシーバー(機関部)がアルミ(合金?)で作られているが、これもベネリ スーパー90シリーズが追随しているようだ。

[マルシン ガスガン]
実銃同様、チューブマガジンだが、マルシンはカートリッジ式ではなく、BB弾が直接込められる。
しかもマガジンは3列あり、大容量を実現している。

上でチュ-ブマガジンの付け根にあるレバーに少し触れたが、装填時にこれを回し、チューブマガジンの先端を引くと、このように装填口が開く。
M500/09

現在では、8mm仕様が出ているが、これは6mmのもの。
また、現在のものには、M1029のときに紹介したゴーストリングサイトが付けられている。
マルシンは昔からの製品を現在も作り続けているものが多く存在し、M16A1やUZI,MP40などはもう30年ほどにもなるのではないか。

このM500も、仕様を変えながら現在も続いており、またメタルボディのケースレスショットガンという業界の人気カテゴリー?の一翼を担う存在である。

購入時は樹脂製の黒いストックが付いてきたが、メーカーの別売りウッドストックを入手して付けている(今回は樹脂製に戻してみたりしているが)。
これは南洋材(たぶんラミンとかの類ではないかと思う)のようで、木目は大人しい。
しかし暖かい濃い目の塗色で仕上げられており、質感は良い。
M500

レシーバー(機関部)は亜鉛で、アウターバレルもそのようだ。
このためか、重量はある。
質感は、マット(つや消し)仕上げのため、HW(ヘビーウエイト)樹脂と差は無いが、艶ありのブルー仕上げというのもコストがかかり難しいのかもしれない。
同社の樹脂製ハンドガンでも、HW樹脂を磨いたエクセレント仕上げか、以前やっていたメタルフィニッシュというメッキで、ブルー仕上げはされていない。

[1/6]
今回の1/6も単品購入で、製造元はわからない。
ストック,フォアアームが黒色で、かつフォアアームにフラッシュライトを装備したもの。
レシ-バー上部のセフティも、上部が球形のフロントサイトまで再現されている。
1/1もこれに揃えて樹脂製フォアアーム,ストックで。
M500/16

ポンプ式ショットガンの数々も。
左から、SPAS12,ベネリM3,モスバーグM500,イサカM37,ウィンチェスターM12。
M500/14

[威圧効果]
近年、世界的にショットガンの公用での利用が拡大しているように思われる。
軍用では、正規軍どうしの正面戦争から、突発的で散発する、対テロ戦へ戦闘の形が変わってきていることが要因ではないかと思うが、それは同時に警察組織の重武装化の要因でもあると思う。
洞爺湖サミットの期間中、主要な各駅では武装警官が警備していたが、このとき特殊警棒を伸ばして手に持ち、威圧効果を演出していた。
この警棒、小さめのヒルト(鍔)が付いており、またその先に、刃物などを止める為か突起があった。
このようなヒルトを持ったサバイバルナイフもあるが、どちらかというと「長十手」という感じであった。
サミット妨害を企てる輩は、世界規模のテロリストも含まれ、対する警備側にも国際水準が求められるはずである。
それらを考えると、「長十手」では非常に心許ないが、これでも違和感を覚えるのが日本人(自分も日本人だが)なのだろうか。
威圧、という意味ではショットガンは実際の破壊力は勿論、その大きな口径のバレルで、個人装備の火器でも高い効果があるはずだ。
そして、大形のカートリッジなので、殺傷能力を下げたゴム弾などの多彩な弾を使う事もできる。
個人的には、警備の警官へのショットガンの配備を進めてもらいたいと思うのだが。
果たして、モスバーグM500を持った警官が、街角に立つ姿が日本で見られる日は来るだろうか。

それでは今回はこのへんで失礼。
M500/12

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まとめ

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